2022年3月8日(現地時間)にマツダのラージ商品群 第一弾としてCX-60の情報が公開されました。
まずはCX-60のフラッグシップとしてプラグインハイブリッド(PHEV)版の情報公開のようです。
327psのトータル出力、500Nmのトルクで0-100km/h加速が5.8秒というSUVとしてはとんでもない加速力です。
※情報元:マツダUKサイト
CX-60 e-SKYVCTIV-PHEV
CX-60のフラッグシップは、Skyactiv-G 2.5リッター4気筒ガソリンエンジンと100kWの電気モーター、17.8kWhの大容量バッテリーを組み合わせたマツダ初のプラグインハイブリッドで、ロゴ的には「e-SKYACTIV-PHEV」となっています。
パワー、燃費など
それにしても327psのトータル出力、500Nmのトルクは現在のCX-5とは別次元のパワーです。
組み合わされるトランスミッションは8ATとなります。やっと8速のATになりますね。
1.5L/100km(WLTP)ということなので、約67km/Lの燃費ということになります。
また、100km/h以下のスピードならモーターだけで63km走行可能となっています。
CX-60のボディサイズ
ボディーサイズはCX-5より一回り大きくなります。
全長4,745mm、全幅1,890mm、全高1,685mm(20インチ)、ホイールベース2,870 mm
CX-5のボディサイズは、全長4,575mm、全幅1,845mm、全高1,690mm、ホイールベース2,700ですので、CX-5と比較すると全長+170mm、全幅+45mm、全高 ー5mm、ホイールベース+170mmとなります。
※全高について無積載で1,680mm(18インチホイール) 1,685mm(20インチホイール)
当初、全幅が1,900mmという情報があったのですが、1,890mmのようです。
CX-60 PHEVのエクステリア
リーク画像でだいたいの雰囲気が見ていましたがこれが正式な外観です。
アーチモール部などが2022モデルのCX-5のExclusive Modeのようにボディ同色になっていますがグレードにより黒樹脂もあるようです。
個人的にはヨーロッパのSUV(BMWのXシリーズ)のようなボディ形状に見えます。

CX-30のようにルーフにはシャークフィンアンテナが無いですね。
そしてCX-30のようにボディサイドのS字ラインが綺麗です。
この画像のボディカラーはスノーフレイクホワイトパールマイカではなく、新色の「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」というカラーです。ソウルレッドクリスタルメタリックとマシーングレープレミアムメタリックに続き、第三弾目の匠塗りとのこと。

サイドから見るとよくわかりますがFRベースのプラットフォームでフロントオーバーハングが短くなり、フロントタイヤからフロントドアまでの間が結構空いていてホイールベースも長くなっています。

フロントはCX-5と比較すると縦方向に厚みがあるデザインに見えます。
ヘッドランプ自体の形状はコンパクトになっていますが内側のデイライトですかね、その光のラインのおかげで力強さと新しさがあります。

画像引用元:MAZDA UK
ヘッドランプの下にはダクトのようなものがありますが、CX-5で少し寂しかったデザインと違い少し派手になった印象です。シグネチャーウィングの形状は2022年モデルのCX-5に近い形ですかね。
テールランプは丸形状のウィンカー等が無くライン上になっています。
CX-5よりだいぶ横に長くなって存在感のあるテールランプです。

マフラーの出口が四角い4本出しのようになっていますが、これはダミーの装飾であるという噂があります。まだはっきり分かっていませんがダミーなら残念です。PHEVなので・・ということで今後出てくるディーゼル版などはもしかすると違うかもしれませんが、まだ分からないです。
マツダUKのサイトではソウルレッド、とマシーングレーのCX-60の画像も公開されていました。
こちらはソウルレッドクリスタルメタリックのCX-60。

こちらはマシーングレープレミアムメタリックのCX-60。

ボディカラーは以下の全8色のようです。
- Jet Black
- Deep Crystal Blue
- Sonic Silver
- Platinum Quartz
- Arctic White
- Rhodium White
- Machine Gray
- Soul Red Crystal
CX-60 PHEVのインテリア
CX-60のインテリア画像です。
内装色はブラック系もあるようですが、このベージュのような内装はとても豪華です。
シフトレバーはMX-30のように短い形ですね。これはPHEVだからでしょうか。
この画像では分かりにくいですが、メーターパネルはフル液晶になっているようです。

センターディスプレイはCX-5, CX-8の10.25インチに対して、さらに大きくなり「12.3インチ」のようです。
サンルーフもパノラマルーフという感じで、CX-50で採用されたものに似ています。
これは解放感ありそうですね。

CX-60 PHEVの価格帯
価格帯は英ポンドでグレードにより£ 43950~£48,050、日本円に換算すると約668万円~730万円。
さすがにPHEVは高額になります。
その他のエンジンラインナップ
今後直列6気筒3.0Lガソリンモデルと直列6気筒3.3Lディーゼル+マイルドハイブリッドのモデルも発表されると思います。(日本では6気筒ガソリンは出ないかも)
個人的には6気筒3.3Lディーゼル、または6気筒3.3Lディーゼル+マイルドハイブリッドあたりが気になっています。トルクはおそらく600Nmくらいのビッグトルクでしょうから。
まだまだ詳細情報は色々ありますが、今回はCX-60(PHEV版)の情報を軽く紹介しました。
日本国内仕様のCX-60の情報、また、CX-80の情報が出てきましたら記事にする予定です。
それでは失礼します。
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