一つ前の記事でも書きましたが、マツダディーラーさんのロングドライブキャンペーンでCX-8を一日お借りしてたくさん試乗することができました。
前回はCX-8のラゲッジルームへのスキー・スノボ板の積載について書きましたが、今回はCX-8を試乗してみて普段乗っているCX-5との違いをレポートします。
※本記事の最後にCX-8試乗のYouTubeを貼っておきます。
CX-5とのサイズ感の比較
お借りできたのは、CX-8 XD Lパッケージの7人乗り、マシーングレープレミアムメタリックです。
ホイールベースがCX-5の2,700mmに対してCX-8は2,930mmと長く、この違いも走行感覚の違いに表れていたと思います。
車両重量は1,930kg(XD L Package 7人乗り、AWD、サンルーフ付き)
比較したCX-5は1,710kg(XD Exclusive Mode、AWD、サンルーフ付き)
220kgほど試乗したCX-8のほうが重いことになります。
このへんも走行感覚の違いに影響するところです。

CX-5と横から比べると長さの違いが分かります。
CX-8の全長はCX-5の4,545mmに対して355mm長い4,900mmです。

試乗して感じたポイント
運転席のシートに座り周りを見ると、シート形状は異なるもののディープレッドのナッパレザーシート、液晶のマルチスピードメーター、本杢のデコレーションパネルなど普段見慣れた雰囲気。
しかし明らかに違う車を運転している感覚でした。
運転席に乗り込んで運転する前は、普段と同じ慣れ親しんだ視界やハンドル、しかし走り出すと先入観があるのかもしれませんが長い車、重い車を運転している感覚に。

重量感
先に記載していますが普段乗っているCX-5より220kg(大人約3人分)重いということもあり、CX-5のキビキビとした走りとは異なり、どっしりと、ゆったりとした感覚がありました。
それは別の言葉でいうと高級感のある走り・・ということだったかもしれません。
パワー感
普段乗っているCX-5と馬力・トルクとも同じエンジンですが、重いせいかCX-5より加速感は落ちる感じでした。220kg重くて同じエンジンなのだからそれはそうかなという感じ。
しかし、決してパワー不足ということではなく、2200ccターボディーゼルの45,9kgf・mのトルク感は素晴らしくアクセルをさほど踏み込まなくても山道の長い上り坂をグイグイ上りました。
操舵感

ステアリングフィールですが、ホイールベースが230mmも長いためか、ここもCX-5とだいぶ感覚が異なる部分でした。
ステアリングの切れ角が違うのか?というくらい相対的にCX-5のクイックなステアリングフィールに対して、CX-8はもう少し切り込まないと同じカーブを曲がれないような感覚がありました。
CX-5のキビキビ走る、に対し、やはりCX-8はゆったり走るという感じでしょうか。
ホイールベースが長いということは基本的に直進安定性が良いということ。
つまり、ゆったり、どっしり、直進安定性のよい高級車感覚でしたね。
静粛感
静粛性についてはCX-5とほぼ変わらない感じでした。
実際は、私のCX-5よりも試乗車のほうが新しく、天井に雨音軽減の吸音材的なものが入っていたり静粛性は高くなっているはずではあります。
試乗中、強い雨でも降っていたら分かったのかもしれません。
まとめ
以上、CX-5に普段乗っている私がCX-8を一日試乗した感想を書きました。
運転席に乗り込んだ時のいつもとあまり変わらない雰囲気が、走り出すと別の車を運転している感覚になったのは本当に不思議で面白かったです。
そういえば、ボディー的にはCX-5を長くしたイメージですが、実際シャーシはCX-9ベースのようですので、そのへんも走行フィールの違いを感じた部分かもしれません。
やはりスペックだけ見てても分かりませんね。
実際乗ってみると思ってたのと違う!ということよくありますね。
今後も機会があればいろんな車、いろんなSUVに乗ってみるべきだなと感じました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではおわります。
失礼します。
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