マツダコネクトナビの地図データは年に一度の更新があります。
そして、ナビゲーション用SDカードアドバンス(またはSDカードPLUS)は3回まで(3年間)無償更新ができます。
無償期間の3年を過ぎて4回目以降は有償となってしまいますので無償期間のうちは忘れずに更新するようにしましょう!
マツダコネクト地図データ更新方法
今回は2021モデルのCX-8で作業をするため、ナビゲーション用SDカードアドバンス用の地図データ更新を行います。
ナビゲーション用SDカードアドバンスの対象車はMAZDA3, CX-30, MX-30, 2020年12月以降のCX-5, CX-8です。
ナビゲーション用SDカードアドバンスの地図データ更新
に手順等が書かれていますので、作業する際は↑のリンクの手順通りに作業します。
※上記以外のマツダ車はナビゲーション用SDカードPLUSの地図データ更新を参照してください。
ナビゲーション用SDカードアドバンスの対象は・・
[ 部品番号:B0Y0 79 EZ1 / B0Y0 79 EZ1A / B0Y0 79 EZ1B]をご利用のお客さま。
となっています。
この型番はSDカードのラベルに記載されていますが、私のは 「B0Y0 79 EZ1B」なので対象です。
私のPC環境
参考まで、地図データ更新に使用した私のPC環境は下記の通りです。
インターネット環境:ソフトバンク光
(速度測定サイトで計測すると下りがおよそ 400Mbpsといったところ)
PC環境
CPU: Intel Core i7-10700 2.90GHz
RAM: 16GB
ストレージ: SSD (空き 約350GB)
OS: Windows 10 Home
ブラウザ:Microsoft Edge
ナビ用SDカード・更新ツール準備
まず車からナビSDカードを取り出します。
※エンジンを切ってから(イグニッションスイッチをオフにしてから)抜き取ります。
CX-8の場合はセンターコンソールボックス内にあります。
地図データ更新ツールをPCにダウンロードします。
地図データ更新ツールダウンロードのページからダウンロードします。
ダウンロードすると下記の自己解凍の圧縮ファイル「MazdaMapUpdateAdv.exe」がダウンロードされますのでこのアイコンをダブルクリックします。
ユーザーアカウントの確認画面が表示されたら「はい」をクリックします。
すると圧縮ファイルが任意の場所に展開され、「MapUpdateAdv」フォルダができます。
このフォルダには下記のファイルがあります。
下記の黒いアイコン「MapUpdateAdv.exe」が更新ツールの実行ファイルです。
ナビSDカードをPCに挿入します。
PCに挿入した後で以下のツールを実行します。
「MapUpdateAdv.exe」を実行します。
ユーザーアカウントの確認画面が表示されたら「はい」をクリックします。
ツールが起動すると、ナビSDの情報を読み取り以下のような画面が表示されます。
※マツダのサイトによると、ツール起動後、「フォーマットしてください」と表示された場合は、絶対にフォーマットしないでください。とのことですので注意が必要です。
フォーマットしてしまうとナビが使えなくなります!
現在の地図バージョンと更新後の地図バージョンが表示されています。
まあこれで地図更新期限が分かります。
私の場合は、2024年11月30日(2023年度)
地図データ更新サイトで、地図データ更新無償期間のページの更新期限の2023年度を見ると、最終の更新が2024年の12月までということが分かります。
今回の更新が赤丸の更新版1回目 2021年秋版ということになります。
なので私のCX-8の場合は2023年秋版が最終の無償更新データとなります。
それ以降は有償になります。。
地図更新ツール実行
「更新実行」ボタンをクリックすると、データバックアップ、データダウンロード、地図データ更新、地図データ検証の各ステップの作業が自動的に進みます。
私のPC環境でそれぞれどのくらいの時間がかかったかを書いておきます。
データバックアップに約35分。
データダウンロードに約17分。
地図データ更新に約22分。
地図データ検証に約20分。
結果、トータル約95分かかりました。
マツダの地図データ更新サイトによると、約165分(光回線 30Mbps)とかかれていますので、割と早い方だったかもしれません。
更新完了の確認画面で「閉じる」をクリックします。
すると、ツールの初期画面が開き、更新された地図データの内容がSDカードから読み込まれます。
現在の地図バージョンが「2021年版+2021年12月度版差分地図」、更新地図の有無が「なし」となっていて最新の地図データになったことが分かります。
ナビ用SDカードを車へ
地図データの更新が終了したナビSDカードをPCから取り出します。
そしてエンジンがかかっていない状態(イグニッションスイッチオフの状態)で車のナビSDスロットに挿入してイグニッションスイッチをオンにし、地図データが更新されたことを確認します。
ナビのメニューの「ナビ情報」⇒「地図情報」で地図データのバージョンが確認できます。
確認するとベース地図バージョンが「2021年秋版」となっていることが確認でき、無事に地図データ更新が完了しました。
上の「更新地図バージョン」は車載通信機により自動更新された差分地図データで、下の「ベース地図バージョン」が今回の手順で更新した全更新データとなります。
最後に
地図データの更新を忘れている方はたくさんいらっしゃると思います。
そういう私も前車のCX-5で3回の無償更新のうち更新したのは思い出した最後の1回だけでした・・笑
ちなみに、私の妻のCX-3は一度も地図データを更新しないまま、更新期限が終わってました^^;
しかも、僅か10日前が期限でした・・
更新期限が終わり、有償の地図データに更新したい場合は、現ナビSDを下取りにして22,000円で無償更新権無しの地図データが更新されたSDを購入するという感じになります。
詳しくは最寄りの担当ディーラーさんで確認してみてください。
詳しい手順は先に申し上げました通り、マツダコネクトの地図データ更新サイトで確認していただければと思いますが、この記事で地図データ更新を思い出すきっかけにしていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではこれで終わります。
コメント
[…] 2021年秋版(ナビSDカードアドバンス)の記事はこちらです。 […]