ステアリングシフトスイッチの使い方
別にステアリングシフトスイッチを使わなくても普通に走行できるのでもしかすると一度も触ったことがないという人もいるかもしれませんが、知っておくと便利な使い方もあるので取説に従ってお話ししてみます。
※情報元はCX-60 取扱説明書のステアリングシフトスイッチの説明です。
ダイレクトモード(DM)
セレクトレバーが「D」の位置のときに、ステアリングシフトスイッチのアップスイッチ (+/OFF) またはダウンスイッチ (-) を手前に引くことでシフトアップ、シフトダウンの操作ができて、一時的にギヤ位置を手動で切り替えることができます。
そのとき、メーターにはDM(ダイレクトモード)の表示とギヤ位置が表示されます。

私は長い下り坂でエンジンブレーキをかけたいときによくシフトダウンを使います。
またはあまり引っ張らずすぐにシフトアップしたいときですかね。
NORMALモードでモーター走行(i-stop)しているときは、ステアリングシフトスイッチを操作するとエンジンが始動します。(CX-60,CX-80 XD-HYBRIDの場合)
ダイレクトモードを解除したいときはアップスイッチ (+/OFF) を一定時間以上手前に引きます。

それか、一定時間以上走行する (操作時の走行状態により時間は異なります) または停車すると解除になります。
マニュアルモード
ちなみに、CX-60,80,MX-30のエレキシフトには無いですが、その他のCX-5やCX-30などはセレクトレバーをMの位置に倒すことでマニュアルモードにすることができます。

M位置にすることでセレクトレバーでのマニュアル操作も、ステアリングシフトスイッチでのマニュアル操作もできるようになっています。
シフトチェンジ (変速) 制限速度
走行中の速度によって変速できる範囲が決まっています。
これはCX-60の8速ATの場合ですが、このような変速の制限速度になっています。

速度によりシフトアップできない場合はギアチェンジできないですね。
(例えば、30km/h程度のときに4速にできないなど)
そして、速度によりシフトダウンできないときは、メーターのギア位置が2回点滅します。
(例えば、50km/h程度のときに2速にできないなど)
2速固定モードを使用する
2速固定モードにすると、雪道などすべりやすい路面での発進や走行がしやすくなります。
車速が10 km/h以下のときに、ステアリングシフトスイッチのアップスイッチ (+/OFF) を一回手前に引きます。
停車中に設定して2速発進をするというのが普通ですかね。

2速固定モードを使用しているときは、2速のまま停車します。
ステアリングシフトスイッチのアップスイッチ (+/OFF) を手前に引いて、ギヤを2速以外にするか車速が30 ㎞/h以上で走行すると2速固定モードは解除されます。
または、ステアリングシフトスイッチのアップスイッチ (+/OFF) を手前に長く引くとドライブ「D」になります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はマツダ車のステアリングシフトスイッチに市販のパドルエクステンションを取り付ける作業と、ステアリングシフトスイッチの使い方についてお話ししてみました。
私は以前、CX-5、CX-8に交換式のロングパドルシフトを装着していましたが、今回ご紹介したパドルエクステンションは両面テープでノーマルのシフトスイッチに貼り付けるだけという簡単装着なのでDIYが苦手な方でも簡単に取り付けができると思います!
安価で操作性がとても良くなるパーツですのでこれはオススメです!
本記事の内容はYouTube動画でも公開しています。
動画の方が分かりやすい部分も多いですので気になる方はチェックしてみてください^^
最後までお読みいただきどうもありがとうございます!
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