CX-8 フロアージャッキ・インパクトレンチ・トルクレンチでタイヤ交換!

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CX-8のタイヤ交換作業記事です。

フロアージャッキと電動インパクトレンチ、トルクレンチを使って作業するとかなり時間短縮でタイヤ交換ができます。

フロアージャッキの前後ジャッキアップポイントの情報もあります。

ご家族の何台分かのタイヤ交換をされる方は是非これらの工具を使って作業することをおすすめします!絶対楽になります^^

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タイヤ交換で使う工具

  1. フロアージャッキ
  2. 電動インパクトレンチ
  3. トルクレンチ

この3点の工具があるとタイヤ交換作業がかなり早く完了できると思います。
私の場合、ゆっくりやっても30分以内でタイヤ交換できます。

車に付属のパンタグラフジャッキは応急処置用に

ジャッキはCX-8にも付属しますが、付属のパンタグラフジャッキだと4回の上げ下げが必要になるので効率が良くないのと、何よりそのジャッキアップポイントは潰れたり曲がったりしやすいので注意も必要です。

また、パンタグラフジャッキは片側ずつ車両を持ち上げるので車体の歪みにもつながります。
というわけで、付属のジャッキを使うのは応急処置的な場合だけにして、基本はフロアージャッキを使うのがよいです。

フロアージャッキはなかなかの重量がありますので物置からの出し入れなど、場合によっては体力を使うことにはなりますけどね。

さて、今回使用したこれら3点の工具を紹介しておきます。

ARCANフロアージャッキ3tタイプ

フロアージャッキには別売りのゴムパッドをつけています。
車体側の傷防止のためにもゴムパッドの購入をおすすめします。

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アルミニウムハイブリッドということですが本体は26kgほどあるのでそれなりに重いです。
ですが、CX-8を余裕で上げられます!

Makitaの電動インパクトレンチ(TW285DZ)

とにかくこの電動インパクトレンチで一気に作業が早くなります!
さらに普通のクロスレンチ等だと結構力が必要で手が痛くなったりすることがあると思いますがインパクトレンチを使うと手が痛くなったりしないです^^

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2021年4月現在は後継品のTW300DZになっています。
※バッテリー、充電器等は別売です。

価格は高めですが、老舗のマキタ製のインパクトレンチは信頼性が高いです。

AKMプレセット型トルクレンチ

インパクトレンチはなくてもトルクレンチは使っているという方は多いと思いますが、設定したトルク値が使用しているうちにズレたりすることはないでしょうか?

このトルクレンチはトルク値を設定後、簡単にしっかりロックできるのでとても使いやすいです。

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レンチの長さもあるので締め付け時にわりと軽めの力で締められます。

ちなみに上に写っているのはタイヤストッパー(輪止め)です。



ジャッキスタンド

今回は使っていませんが、フロアージャッキでジャッキアップした場合、ジャッキスタンドを使ったほうが安全です。

フロントをジャッキアップした時はフロント側の左右のジャッキスタンドポイントにセット。

リアをジャッキアップした時はリア側の左右のジャッキスタンドポイントにセットします。

フロアージャッキの油圧低下などでジャッキが下がるようなことがあると危険なのでジャッキスタンドで車両を支えるようにします。

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フロントタイヤの交換

予めパーキングブレーキ(サイドブレーキ)はかけておきます。

フロントのジャッキアップポイント

CX-8のフロントのジャッキアップポイントはフロント・クロスメンバの赤丸(下の画像)の場所です。

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フロントのジャッキアップ

フロントを上げる場合は、まず左右のリアタイヤの後ろ側に輪止めをします。

私はローダウンしていませんのでフロアージャッキがそのまま使えますが、もしローダウンしている場合は、カースロープを使用するといいですね。
カースロープに車輪を乗せてフロアージャッキが車の下に入るようにします。

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フロント側はエンジンがあるのでリアより重く、ジャッキアップも上げるにつれて徐々に重くなっていきます。が、このフロアージャッキではそんなに苦労せずジャッキアップできると思います。

フロントのタイヤ外し

電動インパクトレンチで外す

電動インパクトレンチを使用するとほんとに簡単に、そしてスピーディーに作業が完了します。

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ナットを外す時は、インパクトレンチの打撃レベルを”強側”に設定して外します。
(makitaのTW285DZの場合)

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ダダダダッ!と、、大きな音がしますので近所迷惑にならないように気を付けましょう。
外すのはほんとにあっという間ですよ!

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フロントのタイヤ装着

交換前のタイヤをハブボルトから外したら、装着するタイヤをハブボルトにはめ込みます。

ナットの装着

インパクトレンチで締める前にまずナットを手で軽く留めておきます。

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電動インパクトレンチで締める

インパクトレンチの打撃設定を強くしていると、規定の締め付けトルクを超えてしまう恐れがあるため、締めるときは打撃設定を弱くして締め、トルクレンチで規定のトルクになるように締めます。

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ナットを締める順番

ナットを締める順番は締めたナットの次に対角位置にあるナットを締めるように☆型の順番で締め付けるようにします。

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トルクレンチで締める

インパクトレンチで仮締めしたら、次はトルクレンチで規定のトルクになるようにナットを締めつけます。

トルクレンチで締める前にタイヤが回らないようにジャッキを少しだけ降ろしてタイヤを地面に軽く接地させておきます。

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CX-8の場合は以下の取扱説明書にある通り、108 N・m ~ 147 N・m の間の締め付けトルクとなっていますので、トルクレンチのトルク設定値を規定値内に設定します。

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画像引用元:CX-8電子取扱説明書

ちなみに私はだいたい間をとって120 N・m の締め付けトルクにしています。

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一般的なトルクレンチは、ナット締め付け中にカチッ!っという音がします。
その音がした時点が設定したトルク値で締まっているということになりますので、カチッ音がしたらそれ以上締めないようにして終了です。

最後にジャッキを降ろしてリアタイヤの後ろの輪止めを外して終了です。

リアタイヤの交換

予めパーキングブレーキ(サイドブレーキ)はかけておきます。

リアのジャッキアップポイント

CX-8のリアのジャッキアップポイントはリア・デフのところの赤丸(下の画像)の場所です。
ここは後ろからよく見えるので分かりやすいです。

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リアのジャッキアップ

リアを上げる場合は、まず左右のフロントタイヤの前側に輪止めをします。

リアはエンジンのあるフロントより軽くジャッキアップできます。
特に難しいことはないでしょう。

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上げた状態はこんな感じです。
今回は使用できませんでしたが可能であればジャッキスタンドを使いましょう。

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リアのタイヤ外し~装着

前ページの「フロントのタイヤ外し」「フロントのタイヤ装着」とやることはほぼ同じなので割愛させていただきます^^;

リアはパーキングブレーキでタイヤがロックされているので最後にトルクレンチで締めつける際、フロントのようにジャッキを少し降ろしてタイヤを接地させなくても大丈夫です。

もちろん、フロントと同じように接地させてもOKです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

前車のCX-5の頃からフロアージャッキーとインパクトレンチを使用するようになりましたが、タイヤ交換の億劫さが激減しました!ということでもちろん今回のCX-8でもそれらの工具を使用しました。

冒頭にも書きましたが家族の何台分かのタイヤ交換をするような方は是非使ってみることをおすすめします。

私はCX-8をはじめ、家族3台分のタイヤ交換をしていますが面倒という感じより楽しさが勝っているかもしれません^^(あくまで個人的な感想です)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それでは、失礼します。

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