今回は『夏に設定すべき快適装備オートエアコン連動』についてお話してみたいと思います。
夏の快適装備オートエアコン連動
マツダの「快適装備オートエアコン連動」の装備があって「シートベンチレーション」の装備がある車種は2024年6月現在、CX-60のExclusive Mode以上 のみとなっています。
もちろん今後登場するCX-80にもグレードにより装備されると思います。
CX-30,MX-30,MAZDA3にもグレードにより快適装備オートエアコン連動機能がありますが、シートベンチレーションの装備が無いので、シートヒーター、ステアリングヒーターの自動制御のみとなっています。(2024年6月現在)
今回は2023年モデルの CX-60 XD-HYBRID Premium Sportsを使って説明します。
快適装備オートエアコン連動とは
「快適装備オートエアコン連動」という設定はもうみなさんご存じですかね。
この機能が何かというと、エアコンをAUTOにしているとき、車内環境に応じて自動的にシートヒーターとステアリングヒーター、そしてシートベンチレーションのスイッチを入れてくれるという機能なんです。
シートヒーター、シートベンチレーションはその時の車内環境によって、3段階「高・中・低」そしてOFFも自動で設定してくれます。
快適装備オートエアコン連動の設定
マツコネの「設定」メニューから、「車両装備」、を選び、その中にある「快適装備オートエアコン連動」を選択します。
すると、「運転席シート快適機能」「助手席シート快適機能」「ステアリングヒーター」の各設定が表示されます。
初期設定は全て「無効」になっていますので、これを「有効」に設定します。
ちなみに、このときの外気温は26℃でした。
車内はそこそこ暑い状態。
エアコンはオート作動状態。
運転席シート快適機能を有効
運転席シート快適機能を有効にすると運転席側のシートベンチレーションが強度”低”(青LED1つ)で作動しました。
画面左側のアイコンは快適装備オートエアコン連動で運転席側が有効に設定されているという状態です。
助手席シート快適機能を有効
助手席は運転席とは違い、人が乗ってシートベルトをしているときに作動するようになっています。
助手席シート快適機能を有効にします。
助手席に座っただけではシートベンチレーションは作動しません。
シートベルトをすると・・
シートベルトをした時点で助手席側のシートベンチレーションが強度”低”(青LED1つ)で作動しました。
マニュアル操作をすると
快適装備オートエアコン連動が自動で設定してくれたシートベンチレーションの強さが弱すぎるまたは強すぎる場合は、普通にシートベンチレーションのスイッチを押して3段階の強さから選択します。
このマニュアル操作をすると、運転席側のシート快適機能がオート作動しなくなります。
画面左の赤丸部分にあった運転席側の三角の矢印マークが消えてオート作動でなくなったことが分かります。
このとき、助手席側はマニュアル操作していないのでオートのままです。
同じように助手席側もシートベンチレーションのスイッチを押すとオート作動が解除されます。
運転席、助手席ともにシート快適機能をオートに変える場合は、右上の「AUTO」のスイッチを押します。
ステアリングヒーター
今回は夏版ということなのでおそらく関係ないですが、一応、ステアリングヒーターを有効にするとハンドルのアイコン表示が点いて、車内が冷えているときにステアリングヒーターが自動的に作動するようになります。
もちろん、このときは暑いのでステアリングヒーターはOFFのままです。
エンジンを切って再始動
エアコンがオートの設定のままエンジンを切った場合、次回始動時にはオートで始動するため快適機能オートエアコン連動がすぐに作動します。
今回は最初と同じくシートベンチレーションが青LED1つの強度”低”で作動しました。
車内温度が下がって、シートベンチレーション不要と車が判断すると自動的に作動は停止します。
このように、夏の快適装備オートエアコン連動として、シートベンチレーションが車内環境によって自動的に作動するという便利機能です。
2024年6月現在、シートベンチレーションはCX-60のExclusive Modeグレード以上に装備。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は『夏に設定すべき快適装備オートエアコン連動』についてお話してみました。
この機能を知らなかったCX-60オーナーさんがいらっしゃいましたら是非試してみてください!
また、CX-60以外の第7世代マツダ車(CX-30, MX-30, MAZDA3のシートヒーター装備車)のオーナーの方もシートヒーター、ステアリングヒーターの自動作動ができますので、参考にしてみてください。
本記事と同内容の動画をYouTubeで公開しています。
動画の方が分かりやすい部分もあるかと思いますので気になる方はチェックしてみてください。
最後までお読みいただきどうもありがとうございました。
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