なっとーです!こんにちは!
意外と気づいていない方も多いのではないかと思うのですが、CX-60にはグリルシャッター機能が搭載されています。(グレードにより搭載状況は違います)
私も、CX-60の写真を撮っているときにグリルの中にラジエターのシルバー色が見えるときと黒っぽくなって見えないときがあるなあと思ったりすることがあったんですが、しばらくグリルシャッターの存在に気づいていませんでした。
CX-60のグリルシャッター
これはエンジン停止中のCX-60(XD-HYBRID)のグリルです。
実はこの中にシャッターがあって開閉するんですよね。
グリルシャッターとは
では、グリルシャッターってどういうものなのでしょう?
グリルシャッターとは、ラジエターグリル前にエアコン吹き出し口のルーバーのような羽(シャッター)があって、電動で自動的に開閉制御されるというものです。
マツダでは、アクティブエアシャッターと呼んでいてMAZDA3やCX-30などの一部のグレードで装備されています。
では、その目的は何かというと、エンジンを温めたいときに走行風で冷やしすぎないため、そしてシャッターを閉じることで空気抵抗を低減する効果を狙っているということです。
エンジンが冷えているときの暖気を促進
外気温も高くエンジンも熱くなっている状態のときはシャッターを開けて走行風をラジエターグリルに当てるように制御されますが、エンジンが冷えているときは早く暖気するためにグリルシャッターを閉じるという動作になります。これによって結果的に燃費が良くなる方向になるということですね。
今のところ、私はエンジン停止で停車中しかシャッターが閉じているところを見ていないのですが、エンジンが冷えているときなど走行中でもシャッターが閉じているということなんでしょうかね。
空気抵抗の低減
シャッターを閉じることで空気抵抗を低減させて整流効果も見込めるということですね。
ただ、高速走行などエンジンが熱くなっている状態でシャッターを閉じて空気抵抗を・・という話だと、上記の暖気の話と矛盾してしまいそうなので実際のところはどうなんでしょう?
今後、機会があれば小型カメラを設置して走行中のグリルシャッターの動作を確認してみようかと思います。
グリルシャッター搭載グレード
CX-60は全グレードにグリルシャッターが搭載されているわけではなくて、エンジン種別・グレードにより搭載状況が違うんです。
グリルシャッター搭載グレード
グリルシャッター搭載グレードはこちらです。
- 25S L Package
- 25S Exclusive Mode
- XD-HYBRID Exclusive Sports
- XD-HYBRID Exclusive Modern
- XD-HYBRID Premium Sports
- XD-HYBRID Premium Modern
- PHEV Exclusive Sports
- PHEV Exclusive Modern
- PHEV Premium Sports
- PHEV Premium Modern
グリルシャッター非搭載のグレード
グリルシャッター非搭載のグレードはこちらです。
なぜか、ディーゼルのXDは全グレード非搭載になっていますが理由はよく分からないですね。
- 25S S Package
- XD
- XD S Package
- XD L Package
- XD Exclusive Mode
シャッタークローズ時
通常エンジンが停止しているときはこのようにグリルシャッターが閉じています。
シャッターオープン時
エンジンをかけるとゆっくりシャッターが開きラジエターのシルバー色が見えるようになります。
走行時にシャッターが閉じるかどうかは実際見ていないので分からないですが、状況により開閉制御されているようです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
このようなグリルシャッターの存在を初めて知ったという方もたぶんいらっしゃいますよね^^
カタログ等ではあまり大きく取り上げられていないグリルシャッターですが、こんなところが電動で動いていたということに私は驚いています。
とはいえ、効果が分かりにくいグリルシャッター、CX-60の走行中にどう動いているかなど今後機会があれば撮影してブログ記事にできればと思っています。
少なくても、駐車中、シャッターが閉じることでフロントグリルの奥にシルバーなラジエターが見えず黒っぽくなっているので写真写りはいいかもしれません^^
では、簡単ですが今回はこのへんで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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