第6世代車の CX-5, CX-8、第7世代車の CX-30 も乗ってきましたが、マツコネのエクステリアライト設定、インテリアライト設定について CX-60 から変わっている部分がありますのでお話ししてみます!
ちなみに2024年10月に発売開始となった CX-80 も CX-60と同様です。
オートライト感度調整
これは単にメニューの名称だけの話ですが、これまでのCX-5やCX-8などでは「オートライト点灯タイミング」というメニュー名だったのが、CX-60の場合は「オートライト感度調整」という名称に変わっています。
点灯タイミングが 遅く~早く に対して、CX-60は感度が 高い~低い になっています。
呼び方が変わっただけで動作は同じような感じかなと思います。
アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)
CX-60の場合は、アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)のメニューが変わっていて、有効/無効の設定だけではなく、「ALH:ON、マーキングライト:ON」 「ALH:ON、マーキングライト:OFF」 「OFF」の設定になっています。
CX-60の場合は、グレアフリー(防眩)ハイビーム(車速が約30km/h以上のとき)、ワイド配光ロービーム(車速が約40km/h未満で走行中のとき)、ハイウェイモード(車速が約95km/h以上のとき)の他に、
「マーキングライト」という機能が追加されています。
マーキングライトは自車と衝突する可能性がある歩行者をヘッドランプで強調照射するという機能です。
(車速が約20km/hから約80km/hのとき)
ヘッドランプがロービームのとき、歩行者を車両が認識すると歩行者の部分をハイビームで照射します。
歩行者から見たら眩しいと思うのですが、事故を防ぐほうが重要ということですね。
また、ヘッドランプがハイビームのときは、歩行者への照射のみ点滅させるとなっています。
ちなみに、CX-60ではグレアフリー(防眩)ハイビームで前方車への照射を減光する他、標識への照射も減光する機能が追加されています。(車速が約60km/h以上のとき)
標識にハイビームの光が当たりすぎると反射で良く見えないので減光するということですね。
すばらしい!
CX-60のALH操作
ランプスイッチがAUTOの位置でマツコネの設定でALHがONになっている場合は自動的にALHが作動します。
作動中のALHを停止する場合は、CX-5やCX-8と違いCX-30やMAZDA3などの第7世代車同様ランプスイッチの先端にあるALHスイッチを押して停止させることができます。
停止するとメーター内のALH表示灯が消灯します。
もう一度ALHスイッチを押すとALHが作動可能な状態に戻ります。
ちなみに、ALHを停止させたまま車両の電源をOFFにしても次に車両の電源をONにしたときに自動的にALHはONになります。
デイタイム・ランニング・ランプ(DRL)
エンジンを始動すると点灯するCX-60のデイタイム・ランニング・ランプですが、点灯させたくない場合はマツコネの設定で点灯しない設定ができます。
初期設定では有効☑ですが、無効□にすると、デイタイム・ランニング・ランプを消灯することができます。
こちらはデイタイム・ランニング・ランプを無効にした状態です。
エンジンを始動してもデイタイム・ランニング・ランプは点灯しなくなります。
CX-60 アンビエントライト
こちらはインテリアライトの間接照明のお話しです。
CX-60の場合はアンビエントライトとして前後ドアの間接照明があります。
こちらも間接照明の設定により明るさが変わります。
マツコネの 設定→車両装備→インテリアライト→間接照明で「暗い」「中間」「明るい」「OFF」の設定ができます。
この間接照明の設定で他に、足元の間接照明やダウンライトの明るさも変更可能です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
CX-60だけでなくCX-80も同様ですが、いままで無かった新たな機能がライト設定だけでもいろいろありますね。
以前公開したマツコネ取説実演のエクステリアライト設定/インテリアライト設定のリメイク版ですがCX-60の情報を追加した動画をYouTubeでも公開しています。
動画のほうが分かりやすい部分もあるかと思いますので是非チェックしてみてください。
それでは今回はこのへんで終わります。
最後までお読みいただきどうもありがとうございました!