CX-60 SPORTモードでワインディングロードを走行するとどんな感じか?またその燃費は?

CX-60ワインディング走行記事アイキャッチ画像
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以前CX-60の試乗車で山道のワインディングを走行した記事を公開していましたが、今回は2023年11月に納車された価格改定後のCX-60 XD-HYBRIDで同じ山道のワインディングをMi-DriveをSPORTモードにして走行した感想や、その走行での燃費などについてお話しします。

CX-60 Premium Sports

<以前の記事>
CX-60 ワインディング試乗したら感動した件 XD-HYBRID プレミアムスポーツ
cx60-winding-road-impre-eyeb

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CX-60 Mi-Drive: SPORTモードでワインディング走行

Mi-DriveのスイッチをSPORTモード(レスポンスの良いスポーツ走行モード)に切り換えて山道のワインディング走行の準備です。

加速感やステアリングシフトスイッチの操作感、コーナリングの安定感などを確認し、そしてSPORTモードでワインディングを走行した後の燃費も見てみることにします。

SPORTモードメーター
SPORTモードのメーター表示

SPORTモードの加速

SPORTモードは加速の応答性が高いのでほんとにキビキビとした加速ができます!

3.3L 直列6気筒ディーゼル+MハイブリッドのXD-HYBRIDグレードは、254PSの最高出力と56.1kgf・mの最大トルクを存分に味わえる豪快な加速はワインディングでも楽しく走行できます。

XD-HYBRIDは低回転からモーターがアシストするため、出だしからググっと加速するんですよね。

マイルドハイブリッドなのでモーターのスペックはそれほど高くはないですが、900回転で16.3PSの最高出力、また、200回転という低回転で15.6kgf・mの最大トルクを発生します。

マニュアル操作(ステアリングシフトスイッチ)

このCX-60もステアリング裏の左右にシフトスイッチが装備されています。

CX-5やCX-8などにはセレクトレバーを「M」位置にしてセレクトレバーを前後に倒して走行できるマニュアルモードがありますが、CX-60のセレクトレバーには「M」に倒すという装備がありません。

CX-60の場合はステアリングシフトスイッチでのみマニュアル操作ができます。
ただし、CX-60は「マニュアルモード(M)」ではなく、「ダイレクトモード(DM)」ということで一時的にギアをシフトできるという感じです。

これはCX-5やCX-8でもセレクトレバーD位置でステアリングシフトスイッチを操作したときと同じです。

では、CX-60で山道ワインディング走行時にこのステアリングシフトスイッチを操作して走るとどうかというと、、
例えばDM2速でアクセルを踏み込むと2速キープで一気にエンジンが回ります。ディーゼルとは思えない勢いです^^

右手側のシフトスイッチを手前に引くとDM3速にシフトアップしますが、トルクコンバーターの無いトルコンレス8速ATということもあってか、ダイレクト感のあるシフト感覚で素早くシフトチェンジされる感じです。

シフトダウンするときは左て側のシフトスイッチを手前に引きます。

速度によってシフトできるギアは限られますが(例えば40km/hのときはDM5速までなど)左手側のシフトダウン、右手側のシフトアップを素早く操作しながら楽しくスポーツ走行ができました。

ただ、Mi-DriveをSPORTモードにしていると、一気に加速してしまうのでスピードには十分注意が必要です。

コーナリング

i-ACTIV AWD

このXD-HYBRIDのCX-60はFRベースの i-ACTIV AWDです。

コーナリングがよいとされるFRの特性とAWDの安定性を持つ、フルタイム4WDということでコーナリングは得意なSUVとなっています。

CX-60ワインディング走行コーナリング

もちろんロードスターなどのスポーツカーとは全然違うんですけどSUVとしてはとても運動性能が高くてこのスピードで曲がれる?というコーナーもあまりロールを感じることなくスッと曲がってしまうので驚きます。

そしてとても楽しいんです。
SUVはワインディングが苦手というイメージがあったんですが、CX-60はいい意味でそのイメージを裏切ってくれます。

キネティック・ポスチャ・コントロール(KPC)

CX-60にはロードスターにも装備されているキネマティック ポスチャ コントロール(KPC)という装備があって、コーナリングがかなり安定するようです。

実際、ほとんどロールを感じることなく急なコーナーもググっと安定して曲がってくれます。

KPCによってどんな制御がされているかというと、マツダ公式サイトでも紹介されていますがGが強めにかかるようなコーナリングの際にリアの内輪側にわずかにブレーキをかけることでロールを軽減しながら車体を引き下げて姿勢をより安定させるということみたいです。

KPC概要(マツダ公式サイトより)
画像引用元:マツダ公式サイト

ああ、なるほど、これでロールが少なく安定して曲がることができるんだと実感できます。

KPCありKPCなし画像
画像引用元:マツダ公式サイト

CX-60は足回りが硬いとよく言われますが、コーナリング時にはこの硬さもかなりメリットになっていると思います。ほんとにスポーツSUVという感じでいいじゃない^^

乗り心地がよくても柔らかい足回りのSUVではとてもこんな気持ちの良いコーナリングはできませんからね!

そういうこともあって、CX-60は運転が好きで運転を楽しみたい方には最高に合っているSUVだと思います。
逆にフワフワした乗り心地が好きで乗り心地が一番重要という方には合っていないかもしれません。

山道ワインディング走行の燃費

山道のワインディングをMi-Drive:SPORTモードで結構アクセルを踏み込んだりシフトスイッチでシフトアップ・ダウンを繰り返して走行したあとで、平均燃費(今回)を確認してみると、

CX-60ワインディング走行の燃費

11.7km/L

となりました。

通常、一般道を走行していると15km/L~18km/Lくらいの平均燃費になりますが、さすがに燃費は落ちますね。

でも、山道のワインディングを高回転までエンジン回したりしながら走行して「11.7km/L」は車重が1,940kgで3.3Lエンジンの車と考えるとかなり良い燃費だと思いませんか?^^

最後に

いかがでしたでしょうか?

以前、試乗車のXD-HYBRIDでディーラーの担当さんと山道ワインディングを走行したときは少し遠慮気味にそしてMi-Drive:NORMALモードで走行しましたが、今回は私のCX-60でしたのでSPORTモードで結構回して(もちろん制限速度内で)走りましがが、ほんとに楽しいSUVでした!

KPCのおかげか90度のコーナーもロールをあまり感じることなく曲がっていける運動性能は惚れ惚れしました^^

CX-60の購入を検討されている方は是非(難しいかもしれませんが)ワインディングでの試乗をしていただきたいところです。ワインディングを走行するとこの車の良さが実感できると思います。
フワフワな乗り心地を求める方は乗らないほうがいいですけどね(笑)

本記事の内容はYouTubeでも公開しています。
動画のほうが分かりやすい部分もありますので気になった方はチェックしてみてください。

最後までお読みいただきどうもありがとうございました。

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