ハンズフリーでの開閉
2025年8月現在、ハンズフリー機能に対応しているのはCX-5、CX-60、CX-80、CX-8のハンズフリー機能付きグレードです。
リアバンパー中央下部にあるハンズフリーセンサーが、足の動き (キック動作) を感知すると、リアゲートが自動で開閉します。
荷物を持つなど両手がふさがっている状態でも、リアゲートを開閉することができるのでとても便利ですね!

- キーを携帯している状態で
- リアバンパー中央から真後ろへ約30cm~50cmの位置に立ちます。
- リアバンパー中央下部から約10cmの位置まで、足を近づけます。
- 足を近づけてから、約1秒以内に足を引きます。
- 正しくキック動作をすると、ハザードが2回作動してブザーが鳴り、リアゲートが自動で開閉します。
この方法でキック動作をすると、ほぼ確実に開閉させることができますね。
足を横に振ったり、足の位置が遠かったり、足を近づけてから引くまで1秒以上かかっていたりすると開閉しませんので正しいやり方を覚えておきましょう!
リアゲートが自動で開閉している最中にキック動作をすると、リアゲートは止まります。再びキック動作をすると、リアゲートは、停止前に動いていた方向とは逆の方向に動きます。
ハンズフリー機能の無効化
ハンズフリー機能付きパワーリフトゲートはとても便利なんですが、洗車中などですね。
リアバンパーの下あたりを洗っていたりすると、リアゲートが開いてしまったりすることがよくあるんですよね・・
ですので、洗車をするときなどリアバンパー付近でなにか作業をするときは、事前にマツコネの設定でハンズフリー機能を無効にしておくことをおすすめします。

マツコネのホーム画面から「設定」→「車両装備」→「ドア」と進むと
ハンズフリーリフトゲートの設定が出てきます。

初期設定では☑:有効になっていますので、このチェックを外して□:無効に設定します。
それだけで、ハンズフリーパワーリアゲートの動作を無効にできますので簡単ですね。
ですが、最近は洗車するときに車内にキーを置いています。
そうすることで、キーレスオートロックでロックされることもないし、リアバンパー付近を洗車中でもリアゲートが開いてしまうこともないです。
全開位置の変更
これ、知らない方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
実は、車庫の高さなどによってリアゲートの全開位置を変更することができるんです!
これ以上開くと車庫等の上に当たってしまう場合などですね。
普段そんなに上まで開ける必要がないという場合も少し低いところで止める設定は有効です。

手順はとても簡単です。
電磁式リアゲートオープナーやパワーリアゲートクローズスイッチなどを操作して、リアゲートを好みの位置で停止させます。

好みに位置に調整できたら、
パワーリアゲートクローズスイッチを3秒以上押します。
するとブザーが2回鳴り、全開位置の登録が完了します。
次回からパワーリアゲートを全開したときに、この登録した高さで止まってくれます。
全開位置を元に戻したい場合は、パワーリアゲートクローズスイッチを7秒以上押します。
するとブザーが3回鳴り(途中で2回鳴りますがそのまま押し続けます)、全開位置がリセットされます。
駐車場所の状況や、普段リアゲートを低く開けたいような場合にはとても便利な設定だと思いますので必要な方はやってみてください!
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はマツダ車のパワーリアゲートのすべての機能について取説に従ってお話ししてみました。
この記事が少しでもみなさんのお役にたてたらと思います。
なお、本記事の内容はYouTube動画でも公開しています。
動画の方が分かりやすい部分もありますので気になる方は是非チェックしてみてくささい!
それではこのへんで終わります。
最後までお読みいただきどうもありがとうございます!