エントリーアシスト
ドライバーパーソナライズの登録がされると、乗降時に乗り降りしやすい位置にシートとステアリングを自動で移動してくれるエントリーアシストが作動するようになります。
次のすべての状態になると、シート、ステアリングが乗り降りしやすい位置に移動します。
- 登録されているドライビングポジションである位置、またはドライビングポジション調節後一定時間走行した位置にしたとき
- 車両の電源をOFFにしたとき
- 運転席のシートベルトをはずしたとき
このエントリーアシストのシートとステアリングの移動に関してマツコネホーム画面から「設定」→「車両装備」→「ドライビングポジション」で乗降時のシート移動量と、ステアリングの移動ON/OFFを選ぶことができます。
シート移動量は、初期値が”標準”で、他に”少なめ”と”OFF”が選択できます。
乗り降りするときにいちいちシートとステアリングを動かしたくないという場合はここで設定できるということですね。
自動設定復元
ドライビングポジションや、ドアミラー位置、アクティブドライビングディスプレイの設定に加え、エアコンの設定やオーディオ関係の設定、また、各種車両装備の設定など250以上の設定項目をドライバー毎に記憶しますが、車に乗り込んでドアを閉めた時点で顔認識が作動してドライバーが認識されるとそのドライバーとして登録されていた各種設定が復元されます。
ちなみに、顔認識で私と判断された場合は、「ようこそ なっとーさん」と表示され、この時点でドライビングポジションや各種設定が復元されます。
例えば、マスクやサングラスをしていたり正常に顔認識がされなかった場合、車両の電源をONにすると下のような画面が表示され、そこから自分が登録したドライバー名を選ぶことでも各設定が復元されます。
上の画面のまましばらく選択しないでいると画面が終了してゲストということになってしまいます。
その場合は、マツコネのホーム画面から「設定」→「ドライバーパーソナライズ」と進み、自分のドライバー名を選択すればOKです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
マツダとしてはこのCX-60が初のドライバー・パーソナライゼーション・システムですが、今後登場するCX-80や他のラージ商品群の車種でも搭載されそうですね。
とても便利な機能ですが、ほとんど一人しか運転しない方には必要な機能ではないかもしれません。
というのも、ちょっとデメリット的な話ですが顔認識がうまくできず、登録したドライバーではない例えばゲスト扱いだったりすると、登録したドライバーとして設定した設定項目が他のドライバー(例えばゲスト)では設定されていないので、『アレ?』っと思うことがあります。
例えばですが、キーレスオートロックを設定したはずなのに、キーレスオートロックかからなかった・・とか。
私「なっとー」としてキーレスオートロックは設定したけど、他のドライバーでは設定していないので顔認識がうまくいかないままだと、ドライバー”なっとー”の設定ではないということでキーレスオートロックは無効のまま・・という具合です。
だったら、ドライバー・パーソナライゼーション・システムは不要で、他の運転席パワーシート搭載車にある「ドライビングポジションメモリー機能」で十分だったりします。
まあ、どちらにしても、なんか新しい面白い機能ということは間違いないですけどね^^
またしばらく使ってみてなにか気づいたことなどありましたら他で記事にしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではこのへんで終わります。
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