前回CX-60プレミアムスポーツの内外装チェック記事を書きましたが、同日試乗もしていましたので今回はその試乗編として初めてCX-60の試乗をしたインプレということで記事にしてみます。
私が今回試乗したのは新色ロジウムホワイトプレミアムメタリックのXD-HYBRID プレミアムスポーツという上級グレードです。
※いつもお世話になっているマツダディーラーの担当さんに協力していただき撮影できました。
どうもありがとうございます。
CX-60 試乗インプレッション
これまでのマツダ車には無かった新装備や、ディーゼル+マイルドハイブリッドの加速、エンジンサウンドなど私が気に入った印象についていくつか紹介したいと思います。
自動ドライビングポジションガイド
CX-60では自動ドライビングポジションガイドという機能が追加され、ドライバーの身長を設定すると体格に合ったシート位置、ステアリング位置に自動的に調整されます。
身長を設定した時点でパワーシートと電動チルト&テレスコピックステアリングが自動的に動きました。
いつもの私のシート位置からするとちょっとシートが高く、体がステアリングに少し近い位置に設定されましたが、きっとそれが本来の正しい位置なのかなと思いました。
それから顔認証の登録があり、そして左右のドアミラーをゆっくり見ることで、アクティブ・ドライビング・ディスプレイの位置、そしてドアミラーの角度も自動調整されました。
顔認証で車両設定やオーディオ、空調などドライビングポジションを含む250を超える調整/設定項目が自動的に復元されるようになります。
乗り心地など
まず発進するときにCX-8等と比べると小さくて可愛いシフトレバーに触ることになります。
このシフトレバーはMX-30と同様なもののようです。
Pから左に倒すとR、そして手前に引いてDに入れて発進です。
CX-8等にあったMモードは無くなっています。
意図的な変速はステアリングシフトスイッチで操作することになります。
走り出してみると550N・m(56.1kgf・m)というビッグトルクのおかげで約1.9トンという重い車両を軽々と引っ張ってくれました。
乗り心地という意味では少し固めな足回りで段差ではゴツゴツとした乗り心地でした。
最初から20インチのタイヤ&ホイールということ、また重い車重を支える足回りということですかね。
シートのサイドサポートは弱めな感じでスポーツシートということではなく、ゆったり広めなシーとという印象でした。CX-8のシートのほうがサイドサポート強めかもしれません。
ちなみに下の画像は私のCX-8のシート画像です。
シースルービュー
これまでの360°ビューモニターにさらにシースルービューというのが追加されましたが、これはほんとに便利です。
これまでのフロントビュー+サイドビューが一つの画面にまとまったイメージで縁石とタイヤの位置などがはっきり分かります。
下の画像は右折レーンでこらから右折をするところですが、中央分離帯とタイヤの距離がよく分かります。これなら運転に自信がない人でもぶつけることは無さそうですね^^;
Mi-Drive(マツダインテリジェントドライブセレクト)
運転状況、路面状況、車両状況により走行モードを「SPORT」「NORMAL」「OFF-ROAD」切り替えることができるシステムですね。シフトレバー右上付近にある「Mi-Drive」スイッチで切り替えます。
試乗コースではこの走行モードの違いを確認するのは難しいですが、各モードでメーターが切り替わることは容易に確認できました^^
Mi-Driveには次の走行モードがあります。
SPORTモード
加速の応答性を高め、より積極的な走りをサポートするモード。
レッド基調でスポーティーなイメージになります。
NORMALモード
燃費と走行性能のベストバランス。
通常の比較的シンプルなメーター表示です。
OFF-ROADモード
悪路において高い走破性を発揮。
真ん中にコンパスが表示されます。
CTS(クルージング&トラフィック・サポート)時のメーター表示
Mi-Driveではないですが、CTS走行中は下の画像のようなメーターに切り替わりました。
前を走るバイクまで認識して表示しています!
この画像は直進時ですが、カーブを曲がっている時はカーブのイメージが表示されていました。
やはりフル液晶メーターは色々な表示が自由作れるということですね。
タンカラー内装、加速&加速サウンド、エンジンスペック・燃費などは次のページです
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