CX-8に履かせているスタッドレスが今回で5シーズン目を迎えるのですが、まだ雪道走行大丈夫かということで、溝の深さとゴムの硬度をチェックしてみたいと思います。
比較するスタッドレスタイヤ
1シーズン目 DUNLOP WINTER MAXX03
CX-30用に今回購入したDUNLOP WINTER MAXX03です。
5シーズン目 TOYO Winter TRANPATH TX
前車CX-5から履いていて今回CX-8に装着した5シーズン目となるスタッドレスタイヤです。
溝の深さチェック
新品のスタッドレスと比較しつつ5シーズン目のスタッドレスをチェックしてみます。
チェックポイント
スタッドレスタイヤとして使用できるかどうかの判断は、新品時のタイヤの山の50%の高さのところにある「プラットフォーム」というものがあります。
このプラットフォームの高さまでタイヤの山が減ってしまうとスタッドレスタイヤとして使用できないことになります。
一方、タイヤとして使用可能か(車検に通るかどうか)の判断として「スリップサイン」というものがあります。このスリップサインよりタイヤの山が低くなると夏タイヤとしても使用できないタイヤとなります。
それぞれのチェックポイントは、下の画像のようにタイヤの側面にそれらの位置のマークがありますので、その矢印の先のタイヤのトレッドパターン面を探してみてください。
スタッドレスタイヤとして使用可能な山が残っているかというチェックはこの「プラットフォーム」で判断します。
1シーズン目スタッドレスの溝の深さ
こちらはCX-30に履いているDUNLOP WINTER MAXX03の1シーズン目(新品)のプラットフォームの確認です。
下の画像の赤丸の位置にあるのが「プラットフォーム」です。
新品なので当然ですがタイヤの山の50%の位置にプラットフォームがあります。
5シーズン目のスタッドレスの溝の深さ
こちらはCX-8に履いているTOYO Winter TRANPATH TXの5シーズン目のプラットフォームの確認です。
5シーズン目ですが走行距離が少なめでしたのでプラットフォーム位置に対してタイヤの山はまだ少し余裕があるようです。
ということで、溝の深さに関してはとりあえずOK!
スタッドレスタイヤが使用可能かというチェックとはちょっと違う話になりますが、一応、「スリップサイン」の話もしておきます。
下の画像の緑丸のところがスリップサインです。
かなり低い位置にありますが、タイヤの山がこのスリップサインの高さまで減ってしまうと、タイヤとしてもう使用できない状態です。もちろん車検も通りません。
ゴムの硬度チェック
スタッドレスタイヤのゴムの硬さの目安
- 硬度~55 :スタッドレスとして使用可能
- 硬度55~60 :要注意
- 硬度60~ :スタッドレスとして使用不可
さて、今回の測定に使用したのはネットで2,800円ちょいで購入したデジタルタイプの硬度計です。
計測するゴムの硬さによってA~D型などいろいろありますが、タイヤの硬度を測るのは「A型」です。
ちなみに、有名なところではタイヤ屋さん等でも使用されているブリジストン製のアナログ硬度計が信頼性高そうです。上の硬度計に比べたらだいぶ高額ですがしっかり測定したい場合はこちらが良いかもしれません。
年数が経ったので溝はあるけどスタッドレスを買い替えようという方も多いと思いますが、硬度計でチェックすると意外とまだいけるということもあり無駄な出費を抑えることができるかもしれません。
もちろん、安全のために新しいスタッドレスに交換するに越したことはないですけどね!!
1シーズン目スタッドレスの硬度
まず新品の1シーズン目のスタッドレスの硬度を測ってみます。
測定する場所によってばらつきがあるのですが、何度か計測したところ「40~43」程度という結果でした。まずはこれが新品の目安です。
5シーズン目のスタッドレスの硬度
やはり5シーズン目となると新品時のようなゴムの柔らかさは無く、だいたい「50~55」程度という結果でした。
とりあえず、硬度60未満でしたので、今シーズンはまだ使用できそうです。
チェック結果
ということで、5シーズン目となるスタッドレスが今シーズンまだ使用可能かをチェックしてみた結果、「溝の深さ」、「ゴムの硬度」共にまだ使用可能であることが分かりました。
溝の深さ(タイヤの山の残り)については見た目ですぐ分かっていましたが、硬度についてはやはり硬度計でチェックしないと分かりませんでしたので、測定してみて少し安心しました。
ちなみに、このスタッドレスタイヤの保管状況ですが、タイヤケースに入れてベランダに置いているという感じです。
とりあえずケースで雨や紫外線から守っていたのも良かったのかもしれません。
来シーズンはちょっと厳しいかもしれませんが、とりあえず一年後にまたこのスタッドレスタイヤの溝の深さとゴムの硬度を再びチェックしてみたいと思います。
簡単ですが今回はこのへんで終わりにします。
最後までお読みみただきどうもありがとうございました。
コメント