意外と気づいていない方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
ということで記事にしてみます。
最近はスペアタイヤがない車が多く、その代わりにタイヤパンク修理キットが装備されています。
そして、そのキットの一部としてエアコンプレッサーも装備されているんです。
実は、その車に付属のエアコンプレッサーで簡単にタイヤの空気圧調整ができるんです。
私も今回初めて車に装備されているタイヤパンク修理キットのエアコンプレッサーを使ってタイヤ空気圧調整・充填をやってみました。
※あくまで急な対応で使用する物で日常使用する物ではないようです。
車に付属のエアコンプレッサーで空気圧調整
タイヤパンク修理キットの一部として装備されているエアコンプレッサーを使用します。
エアコンプレッサーの準備
私のCX-8の場合はラゲッジルームのここの下に入っていました。
角のラゲッジトレイのカバーを外してエアコンプレッサーを取り出します。
(エアコンプレッサーの下にタイヤパンク修理材がありましたがパンクではないので使いません)
はい、これがマツダ純正の「タイヤ空気充填用エアコンプレッサー」です。
前面に簡単な取り扱いの説明や注意事項、空気圧メーター、電源ON/OFFスイッチがあります。
(他に紙の説明書や予備のバルブコアなども入っていました)
底面に電源プラグコードとエアのホースが入っていますので取り出します。
CX-8の場合はラゲッジルームに電源ソケットがありますのでそこにプラグを差し込みます。
※フロントタイヤはフロント側にある電源ソケットから電源を取ります。
アクセサリー電源をONにします。(ブレーキを踏まずにエンジンスタートボタンを1回押します)
※バッテリーが不安な場合はエンジンをかけてもいいと思います。
空気圧調整
今回は純正サイズのスタッドレスタイヤなのですが、純正タイヤと同じ空気圧にします。
運転席ドアにタイヤ空気圧の適正値が書かれています。
前輪、後輪とも、250kPa(2.5kgf/cm²)と書かれていますのでこの空気圧で調整します。
タイヤのエアバルブキャップを外してエアコンプレッサーのホースを接続します。
接続するときにシューーと少し空気が抜けます。
保管していたスタッドレスタイヤですが、エアのホースを繋ぐとメーターが「2.1」を指していました。
やはり少し空気が抜けていたようです。
このメーターの下に単位が書いてありますが、「x100 kPa」(キロパスカル)となっていますので、
2.1は210kPaとなります。
ということで、2.5(250kPa)250キロパスカルになるまで空気を充填します。
スイッチを「ON」にします。
スイッチをONにすると、予想以上に大きな音が鳴り空気が充填されていきます。
210kPaから250kPaになるまでだいたい1分程度かかりました。
スイッチONの状態ではメーターが少し高めに表示されるのでスイッチをOFFにした時のメーターの目盛りをチェックします。
なので、実際やってみると、充填中に目盛りで2.6あたりを指すところまで空気を充填してからOFFにします。するとだいたい2.5(250kPa)になるイメージです。
空気を入れ過ぎた時、または、空気圧を少し下げたい場合はホースの先端の金具を少し緩めることでシューーっと空気を抜くことができます。
つまり、作業を終了してホースを外す時も少し空気が抜けます。
まとめ
タイヤのパンク修理キットが車に装備されていることはなんとなく知っていましたが、その中のエアコンプレッサーで空気圧調整ができるんだということを思いついていませんでした。
これがあれば、自分でいつでも簡単に空気圧調整、空気圧チェックができますね。
ただし、冒頭に少し書きましたがこれは常用するようなものではないようなので頻繁に使用するのは違うかもしれません。
とはいえ、年に2回のタイヤ交換時に使用するくらいなら問題ないかなと勝手に思っています。
一応、ディーラーさんに確認してこのエアコンプレッサーで空気を入れることについてはなんの問題もなさそうでしたので。
最後までお読みいただきどうもありがとうございました。
それでは、またです!
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