CX-5、CX-8を20インチにインチアップする際のタイヤ選び

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CX-5, CX-8のタイヤを純正の19インチ、または17インチから20インチにインチアップするときにどんなタイヤを選んだらいいか悩みますよね。

私は20インチにインチアップしましたが、このタイヤ、気に入ってます。
後のほうで紹介しますね。

まずは、純正タイヤのスペックから。

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純正タイヤのスペック

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画像引用元:TOYO TIRE公式サイト

CX-5、CX-8の純正タイヤ(19インチ)は TOYOのPROXES R46 というタイヤです。

新車装着に選ばれたタイヤなので乗り心地や静粛性などバランスがいいタイヤだと思います。
私はすぐにインチアップしてしまってほんの少ししか使ってませんが・・

ところで、ハリアーも同じタイヤだったんですね!
品名がちょっとだけ違いますけどね。

詳細スペックは以下の通りです。

サイズ225/55 R19 99V
タイヤ外径(mm)731
タイヤ総幅(mm)233
標準リム幅(inch)7.0
適用リム幅(inch)6.0~8.0
溝深さ(mm)8.0

タイヤのインチアップ

この記事ではホイールの幅やインセット、ピッチ等の話は抜きであくまでタイヤサイズだけの話としていますのでご了承ください。

インチアップ時の注意点

上記純正サイズのタイヤのスペックを元に、インチアップする際に特に気を付けなければいけないのは「タイヤ外径」です。

上の表によると、CX-5、CX-8の純正タイヤの外径は「731mm」となっていますので、この数値に近い外径のタイヤを選ぶ必要があります。

外径が大きく変わるとメーター誤差につながり、車検も通らないということになります。

車検でのメーター誤差の基準

誤差の許容値は国土交通省で定められている下記基準値の式の範囲であることとされています。
10(V1-6)/11≦V2≦(100/94)V1  ※平成19年1月1日以降に製作された自動車
この場合において、
V1は、メーターの指示速度(単位 km/h)
V2は、速度計試験機を用いて計測した速度(単位 km/h)

つまり、40km/hのメーター値の時に、速度試験機上の速度が約30.91km/h~42.55km/hの範囲であれば合格となります。

ちなみに、平成18年12月31日までに製作された自動車の場合は少し基準が緩く
10(V1-6)/11≦V2≦(100/90)V1  つまり、約30.9km/h~44.44km/hが許容範囲です。

外径がどのくらいならOK?単純計算してみましたw

空気圧やタイヤの柔らかさなどで大きく違ってくると思うし、あまりにもテキトー過ぎる単純計算なのでできれば読み飛ばしてください ^^; あくまで参考の参考までです。

仮に、外径731mmの純正タイヤでメーター読み40km/hの時の実測が40km/hだとします。
外周は731mm x 3.14 = 2295.34mm  なので、40km進むのに必要な回転数は
40000m / 2.29534m ≒17427回転

17424回転で30.91km進むなら、外径は(30910m / 17424) / 3.14 ≒ 0.565m
17424回転で42.55km進むなら、外径は(42550m / 17424) / 3.14 ≒ 0.778m

結果、565mm~778mm。こう見るとそこそこ外径の差があっても大丈夫そうです。
※だいたいは純正タイヤでもメーター読みが40km/hのとき実測35km/hだったりするようなので上の値も違ってくると思いますけどね。

20インチタイヤの乗り心地

インチアップすると一般的に純正より乗り心地が悪いというかゴツゴツした感じになります。
でも少し硬いかなくらいの印象です!

まあ、これは人によって感じ方が違うと思います。

それよりタイヤの幅と扁平率によりコーナーでの踏ん張りは強くなってます。キビキビ走れるのを乗り心地が良いという表現をするならば・・乗り心地は良くなっていると感じる人もいるでしょう^^

扁平率が低くなるとブレーキの効きも良くなった感じがします。

20インチタイヤのおすすめ

あくまで個人的なおすすめです。
もっといいタイヤがあるかもしれませんのでそのへんはご了承願います。

YOKOHAMA Parada Spec-X 255/45 R20

はい、私のCX-5に履かせているタイヤです^^ タイヤ交換時の写真使いまわしです。

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純正より外径が少し大きいですが余裕で誤差範囲内です。

YOKOHAMA PARADA Spec-XはSUVのインチアップに適したタイヤという感じです。

サイズ255/45 R20 105V
タイヤ外径(mm)738
タイヤ総幅(mm)255
標準リム幅(inch)8 1/2
適用リム幅(inch)8 ~ 9 1/2
重量14.3 kg
溝深さ8.9 mm

以前、アメ車の大型SUVであるハマーH2でこのParada-Spec-Xの325/55 R22というタイヤを履いたところ、それまで轍でハンドルがとられていたのに全くハンドルがとられなくなったんです。
静粛性もあり気に入ったという経緯があったためCX-5をインチアップする際にも選択したというわけです。

シリカの混合比率を高くしたコンパウンドを採用。転がり抵抗を低減させながら、高いウェット性能を発揮します。躍動的なデザインの方向性パターンは優れたトラクション・制動性を発揮。3ピッチバリエーションのブロック配列により、低ノイズを実現。静寂性とともに、耐偏摩耗性も確保。また高いウェット性能を実現します。コーナリング時の高荷重にしっかり対応。細かく刻まれたカーフは路面を叩く衝撃音を緩和しパターンノイズを低減。また偏摩耗抑制効果も発揮します。2本のウェーブ状リブがすぐれた操縦安定性を実現。静かで滑らかな走りをもたらします。各ブロックの角部を斜めにカットする事で、摩耗時のパターンノイズ悪化を抑制。新品時のウェット性能も向上。

YOKOHAMA公式サイトより引用

ローダウンせずにインチアップするため、少しでもフェンダーの隙間が埋まるよう純正よりも少し外径が大きくなる255/45R20を選びましたが、通常は、245/45R20のほうが売れ筋だと思います。

YOKOHAMA Parada Spec-X 245/45 R20

サイズ245/45 R20 99V
タイヤ外径(mm)728
タイヤ総幅(mm)243
標準リム幅(inch)8
適用リム幅(inch)7 1/2 ~ 9
重量14.3 kg
溝深さ8.8 mm

こちらだと純正19インチの外径731mmより少し小さい728mmとなります。

TOYO PROXES Sport SUV 255/45 R20

純正タイヤに使用されているTOYOからSUV専用モデル「PROXES Sport SUV」が登場しました。
ウェットグリップ性能と操縦安定性を向上させたタイヤということです。

こちらもYOKOHAMA PARADA Spec-X同様、255/45 R20がラインナップされています。

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画像引用元:TOYO TIRE公式サイト

「分析」「解析」「素材設計」「加工」といったプロセスを横断的に統合したナノテクノロジーを用いることで、優れたウェットグリップ性能を実現。低発熱性のコンパウンドにより、操縦安定性を向上させました。

路面接地時の接地面積を保持するダイナミックテーパーを採用。
さらにバレルルーフリブを用いることで、接地圧の均一化を実現。接地圧を分散し、操縦安定性能やブレーキ性能の向上に貢献します。

TOYO TIRE公式サイトより引用
サイズ255/45 R20 105Y
タイヤ外径(mm)738
タイヤ総幅(mm)255
標準リム幅(inch)8 1/2
適用リム幅(inch)8 ~ 9 1/2

MICHELIN PILOT SPORT 4 SUV PS4 255/45 R20

MICHELINにも 255/45 R20のサイズがあります。
こちらもウェット性能高そうです。
そして、サイドウォールのMICHELINロゴがかっこよくて好きです!

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画像引用元:MICHELIN公式サイト

ハイパワーSUVの安全性を高めるウェット&ドライ性能

・PILOT SPORT 4由来の非対称トレッドパターン
・非対称断面ブロック
・新配合コンパウンド
・ハイブリッド・アラミド/ナイロン ベルト

快適性と強度のバランスに配慮した、SUV専用設計

・高密度デュアルカーカス
・リジッドブロック
・リムプロテクター

PIRELLI SCORPION ZERO ASIMMETRICO 255/45 R20

PIRELLIは当時ランクル100に乗っていたときに履いてました^^
PIRELLIといえばグリップ力というイメージがあります。
SUVもスポーティーに走れる時代なのでPIRELLIも良いですね。

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画像引用元:PIRELLI公式サイト

まとめ

まだまだ紹介したい20インチタイヤもあるのですが、とりあえずこのくらいにしておきます。

今回は20インチへのインチアップに限定してお話ししましたが、21インチや22インチにインチアップすることも可能です。
いろいろと制限があって苦労するかもしれませんが、ローダウンしてかっこよく決めたい場合はそれもありですね^^

私はローダウンしてアイポイントが低くなるのが嫌なので・・インチアップは20インチが限界かなと思ってます。
基本的にインチアップするとタイヤが薄くなるせいか、フェンダーとタイヤの隙間が余計に目立ってイマイチになってしまいますからね。

乗り心地的にも、インチアップは20インチくらいに抑えておくのがよいかもしれません。
まあ、純正サイズの19インチでもホイールのデザインや色によっては大きく見えるものもありますので19のままという手はもちろんありますけどね!

だらだらと書いてしまいましたが、インチアップの際の参考にすこしでもなればと思います。

それではこのへんで終わりにします。

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