エンジン・走行面
CX-60から搭載された直列6気筒3.3Lディーゼルエンジン+マイルドハイブリッド、
それと、2.5Lガソリン+モーターのPHEVが新しいですね。
これらは実際試乗してみました。
他に、3.3Lディーゼルと2.5Lガソリンモデルもありますが、こちらは2023年1月現在、まだ試乗はできない状況です。
e-SKYACTIV D3.3 直列6気筒3.3Lディーゼルエンジン+マイルドハイブリッド
このXD HYBRIDの試乗をした時に私が普段乗っているCX-8のディーゼルと比べてパワーが違いすぎて笑ってしまうほど物凄いパワーでした。
そしてエンジンサウンドもかっこよくて気に入りました!
実際、最高出力が254馬力、最大トルクが56.1kgf・m(550Nm)ということでCX-5、CX-8の45.9kというトルクを遥かに超えていますのでパワー感を感じて当然ですね。
もちろんマイルドハイブリッドのモーターによるアシストも効いています。
時代に逆行しているように思える6気筒3.3Lという排気量ですが、なんと2.2Lディーゼルよりずっと燃費が良くなっているんですよね。
さらに、マイルドハイブリッド版はWLTC燃費が21km/Lです。
凄いですね。街乗りでも18km/Lとなっています。
燃料の軽油もガソリンより安いので、ランニングコスト的には普通のハイブリッド車並みと言えるかもしれません。
車種 | CX-8 | CX-5 | CX-60 | CX-60 |
---|---|---|---|---|
エンジン | 2.2Lディーゼル | 2.2Lディーゼル | 3.3Lディーゼル | 3.3Lディーゼル +Mハイブリッド |
WLTCモード燃費 (km/L) | 15.4 | 16.6 | 18.3 | 21.0 |
WLTC-L (km/L) 市街地モード燃費 | 12.7 | 13.4 | 15.3 | 18.0 |
WLTC-M (km/L) 郊外モード燃費 | 15.1 | 16.3 | 18.0 | 21.2 |
WLTC-H (km/L) 高速道路モード燃費 | 17.2 | 18.7 | 20.4 | 22.4 |
※表中の燃費はそれぞれ以下のグレードの燃費値です。
CX-8 Exclusive Mode:6EC-AT 4WD
CX-5 Exclusive Mode:6EC-AT 4WD
CX-60 XD Exclusive Mode:8EC-AT 4WD
CX-60 XD-HYBRID(全グレード):8EC-AT 4WD
e-SKYACTIV PHEV
PHEVモデルについてですが、MX-30でEVはありましたが、PHEVモデルはマツダとしてCX-60が初ですね。
実際試乗してみましたが、EVモードでモーターだけで走るとさすがに発進時など静かでしたね。
EVモードでも普通に走行する分には十分という感じですが、アクセルを踏み込んでも強烈に加速するという感じではなかったです。
ちなみに、電気だけで74km走行可能ということなので毎回充電していれば燃料はほとんど使わなくても大丈夫そうです。(※燃料タンク内の燃料が古くならない程度にはガソリンでの走行が必要)
エンジンとモーターを合わせたシステム出力が300馬力超えということでMi-Driveをスポーツモードにして回せばかなりの加速になりそうです。
ただそれは駆動用バッテリーの充電量が十分ある時の話で、そうでないときは重たいバッテリーで2tを超える車重を2.5Lガソリンエンジンで引っ張る感じになるので、いつでもその加速を味わえるわけではなさそう、、というのが正直な感想です。
トルコンレス8AT
パワーユニットも新しいですが、トルクコンバーターの無い8速ATのトランスミッションもマツダ初ですね!
トルコンレスということで、これまでの6速ATよりもダイレクト感がありそうですが試乗した感じ、個人的には違和感なくスムーズな変速で良かったなという印象です。
そしてこのトルコンレス+8速ATも高燃費に貢献しているんだと思います。
ボンネットダンパー
その他新しいところでは、何気にマツダ初ですかね?「ボンネットダンパー」が付いていますね。
最後に
はい、ということで、今回はCX-60の新しい部分をこれまでの試乗動画などから抜粋して紹介してみました!
乗ってみないと分からない部分も多いと思いますのでまだ乗っていない方は是非試乗してみてくださいね。
それではこのへんで終わります。
またです!
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