CX-60 XD Sパッケージ 試乗 モーター無し 3.3Lディーゼルもパワフル♪

CX-60 XD Sパケ試乗インプレッション
最後に

CX-60 XD Sパケ試乗インプレッション

モーター無しの純粋な直列6気筒3.3Lディーゼルに乗った感想をお話します。

直列6気筒 3.3Lディーゼルのサウンド・加速

まずエンジンサウンドですが、かっこいいです♪

私が乗っているCX-8の直列4気筒2.2Lディーゼルとは明らかに違う迫力のある音です。

ディーゼル＋マイルドハイブリッドのプレミアムスポーツに乗ったときに、エンジン＋モーターであのようなカッコいい音になっているのかな？と思いましたが、モーター無しの純粋なディーゼルも同じようなカッコいいエンジンサウンドでした♪

これが直列6気筒ディーゼルの音ということですかね。

そしてエンジンサウンドだけでなく、加速性能も素晴らしいです。
最高出力：231PS、最大トルク51.0kgf･mというスペックはXD-HYBRIDの254PS, 56.1kgf･mほどではないにしても十分パワフルで、走行中にアクセルを踏み込んだとき、あれ？XD-HYBRIDとそんなに変わらない速さ！？と思ったほどです。

ビッグトルクのおかげで運転はかなり楽ですので、長距離の運転も疲れにくいと思います。
それでいて燃費が素晴らしいんですよね！（燃費はもうちょい後で書いてます）

エンジンスペック

SKYACTIV-D 3.3の大きなエンジン。
ディーゼル＋マイルドハイブリッド（e-SKYACTIV D）のエンジンと見た目は変わらないですね。

カバーを上げるとこんな感じで大きな直列6気筒ディーゼルエンジンが詰まっています。

CX-60 XD, CX-60 XD-HYBRID, CX8 XDの3種類のディーゼルエンジンスペックを比較してみます。

CX-8（CX-5）のSKYACTIV D2.2でも十分パワフルなスペックですが、CX-60のSKYACTIV-D3.3はさらに強力で、1,500回転から500N･mの最大トルクを発生するところがすばらしいです。

そして、CX-60のXD-HYBRIDは200回転からモーターの最大トルクもプラスされてスペック的には発進時から一気に立ち上がるイメージがありますね。

CX-60 XD（SKYACTIV-D 3.3）

エンジン（3.3L 水冷直列6気筒DOHC24バルブ直噴ターボ）
最高出力：170kW<231PS>/4,000-4,200rpm
最大トルク：500N･m<51.0kgf･m>/1,500-3,000rpm

CX-60 XD-HYBRID（e-SKYACTIV D）

エンジン（3.3L 水冷直列6気筒DOHC24バルブ直噴ターボ）
最高出力：187kW<254PS>/3,750rpm
最大トルク：550N･m<56.1kgf･m>/1,500-2,400rpm
モーター
最高出力：12kW<16.3PS>/900rpm
最大トルク：153N･m<15.6kgf･m>/200rpm

CX-8 XD（SKYACTIV D 2.2）

エンジン（2.2L 水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ）
最高出力：147kW<200PS>/4,000rpm
最大トルク：450N･m<45.9kgf･m>/2,000rpm

燃費

ディーゼル＋マイルドハイブリッド（XD-HYBRID）には及ばないものの、3.3Lディーゼル（SKYACTIV-D3.3）もかなりの高燃費です。

4気筒2.2LディーゼルのCX-8ののWLTCモード燃費も載せておきますが、6気筒3.3Lと大排気量になっているにもかかわらず、燃費が3.1km/Lも良いというのが驚きです。

エンジン自体もですが、6AT→8ATに変わっているところ、そしてトルクコンバーターが無く、湿式多板クラッチを使っていることも高燃費に貢献しているのではないかと思われます。

CX-60 XD（SKYACTIV-D 3.3）4WD

WLTCモード燃費：18.5 km/L (2WD:19.8km/L)
WLTC-L（市街地モード燃費）：15.5 km/L (2WD:16.5km/L)
WLTC-M（郊外モード燃費）：18.2 km/L (2WD:19.6km/L)
WLTC-H（高速モード燃費）：20.6 km/L (2WD:21.8km/L)