2021年モデルのCX-8から新しくなったBOSEサウンドシステムの音響設定はどうなっているのかをチェックしてみたいと思います。
また、以前の「Bose Centerpooint」が「BoseCenterpoint2」に変わって設定・音はどう変わったかなどについて紹介します。
Centerpoint2での音の違い
2020年モデル以前のCX-8のCenterpointも良かったですが、2021年モデルのCenterpoint2はさらに音が良くなったと感じます。
このCenterpoint設定の違いで音がどう変わるか、実際には車で聴かないとサラウンド感の違いは体感できませんが、ヘッドフォンでもある程度違いが分かると思う動画をKomiMovi-SUVで公開していますのでお時間がありましたら視聴してみてください。(動画のタイトルは「CX-8 BOSE Centerpoint2 の設定で音はどうなるか?」です)
※動画内の「Centerpoint設定による音の違い」のチャプターまで飛んで見ていただけると良いかと思います。
2021 CX-8のBOSEサウンドシステム
2021年モデルのCX-8は2020年モデルまでのCX-8に搭載されていたマツコネ(7インチ or 8インチモニター)からマツコネ2(8.8インチ or 10.25インチモニター)にバージョンアップしましたがそれと同時にBOSEも新しくなっています。
「Bose Centerpoint」は「Bose Centerpoint2」へ、「Bose AUDIOPILIT」は「Bose AUDIOPILOT2」へバージョンアップしています。前車のCX-5は以前のBOSEサウンドシステムでしたが、今のCX-8のBOSEは音がかなり良くなっていると体感できます。
BOSEサウンドシステムの構成
CX-8のBOSEサウンドシステムは7EQチャンネルのデジタルアンプと10個のスピーカーで構成されています。
7EQチャンネルデジタルアンプ
デジタルアンプは運転席シート下にあります。
が、、よく見えないので写真はやめときました。。
8cm中高音域センタースピーカー
ダッシュボードの中心、センターディスプレイの後ろ側にあります。
2.5cm ツイーター
左右Aピラー部分にあります。この小さなツイーターにもBOSEのロゴがあります。
16.5cmスピーカー
左右フロントドアの下の方にあります。BOSEロゴ入り。
13cmスピーカー
左右リアドアの下の方にあります。BOSEロゴ入り。
6cm中高音域スピーカー
サードシート両脇にあります。
13cmウーファー
ラゲッジトレイ下に埋まっています。
BOSE非搭載車だとラゲッジトレイ下のスペースが倍になるという感じですね。
音響設定
マツコネ2の音響設定ですが、Bass、Treble、Fader、Balance、リスニングポジションなど通常の音響設定の他、BOSEの設定「BOSEステレオモード」「Centerpoint」「AUDIOPILOT」があります。
Bass
低音域の調整でー9から+9まで設定ができます。
後述のBose CenterpointをON(1~3)にすると低音も結構増強されるので、このBassはそんなに上げなくてもいいと思います。
Treble
低音域の調整でー9から+9まで設定ができます。
個人的にはTrebleを少し高めに設定しています。
リスニングポジション
「運転席」か「全席」の設定です。だいたい一人で乗ることが多いのですが同乗者がいる時にわざわざ設定を変えるのもなんなのでいつも「全席」に設定しています。
という方が多いのではないでしょうか。
実際、「運転席」に設定するとボーカルの声が自分の前にあるように聞こえます。
Fader
リスニングポジションの前後比を調整します。
下の画像ではリア側に音の中心点を移動させています。
Balance
リスニングポジションの左右比を調整します。
下の画像では左側に音の中心点を移動させています。
Boseステレオモード
Boseステレオモードは「スタンダード」と「リニア」の2つのステレオモードの選択ができます。
スタンダードでも低音が効いて普通に良い音ですが、リニアにするとシャキッとした音に変わるイメージです。(個人的な感想です)
Bose Centerpoint
ステレオ音源をサラウンド再生で楽しめます。
「OFF」か「1~3」では全くサラウンド感が違います。臨場感が出ます♪
2020年モデル以前のCX-8のCenterpointは チェックボックスで「ON」か「OFF」の設定のみでしたが、2021年モデルのCX-8は「OFF、1~3」の設定ができるようになりました。
Bose AUDIOPILOT
走行ノイズに合わせて音質と音量を自動補正します。
これは実際走行中に確認してみましたが違いを体感するのは難しい感じがします。
2020年モデル以前のCX-8のBose AUDIOPILOTはチェックボックスで「ON」か「OFF」の設定のみでしたが、2021年モデルのCX-8は「OFF、1~3」の設定ができるようになりました。
リスニングポジションとBoseステレオモードの設定について
「リスニングボジション」と「Boseステレオモード」はBose Centerpointが「OFF」の場合のみ設定できるようになります。
Bose Centerpointが「1~3」の場合は「リスニングポジション」と「Boseステレオモード」の設定はできなくなります。(画像で分かりにくいですが表示が薄くなり選択できなくなります)
収録機材
「Centerpoint2での音の違い 」で音の違いを聴くためにYouTube動画撮影しましたが、その動画での音の収録に使用した機材を一応紹介しておきますね。
マイクはX-Y方式のステレオマイク「TASCAM TM-2X」を使用しました。
やはり今回のような音(音楽)を録るのはステレオマイクでないと・・ということで購入しましたがなかなか良く録れますね。
AF音などカメラからのノイズを低減する「ノイズアイソレーションアーム」や風の音などのノイズを低減する「ファーウィンドスクリーン」も付属します。
動画撮影時のカメラはCanonのミラーレス一眼「EOS Kiss M」を使用しました。
軽めのジンバルにも載せやすいので最近よく使っています。
また、カメラは助手席のヘッドレストにヘッドレストマウントで装着していますが、これは金属製でしっかりと固定できるのでお勧めです!
走行動画を撮る時はこれにGoProを載せて撮影しています。
ちなみに、普段一眼で撮影する場合は声を録るためにモノラルの外部マイク「COMICA V30 LITE」を使用しています。声を録るならこの指向性のモノラルマイクがよいかもしれません。
最後に
2021年モデルのCX-8のBOSEサウンドシステムは以前のモデルのBOSEサウンドシステムよりかなり音質が良くなっていると感じます。
人それぞれ好みは違いますので一概には言えませんが、BOSE Centerpoint2のサラウンド効果は素晴らしいと思います。
元々、BOSE社は車種専用のチューニングをしており、このCX-8についてもBOSE社とメーカーの協力があってCX-8に最適になるようチューニングされています。
もし、CX-8のBOSEサウンドシステムの音を聴いたことがなく気になっている方がいらっしゃいましたら是非マツダディーラーさんで体感していただければと思います。
それでは今回はこのへんで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント