初期設定値でもぜんぜん問題ないのでこの安全装備の設定を変更している方は多くはないかなと思います。
なので意外とこんな設定があったのか!と思う方も多いのではないでしょうか。
車種や年式・グレードによってメニューや機能は異なりますが、本記事では2021年モデルのCX-30を使ってお話します。
※本記事は4ページ構成になっています。
マツコネ 安全装備設定
マツコネのホーム画面から「設定」⇒「安全装備」と進みます。
すると安全装備の各メニューが表示されます。
運転支援
運転支援メニューの設定項目です。
車間制御
有効/無効の設定があり初期値は☑有効です。
取説の車間制御の設定のところには「車間維持制御を有効にします。」としか書いてないのでちょっとよく分からないですね。
ただ、クルーズコントロールの説明のところに ”車間制御を無効にすると、クルーズコントロールに切り替わります” とありますので、先行車に追従するレーダークルーズから、追従無しのクルーズコントロールに変わるということですね。
実際、車間制御を無効にしたところ、先行車に追従するレーダークルーズは動作せず、設定速度で走行するだけのクルーズコントロール動作になりました。
CTS(クルージング&トラフィック・サポート)で走行しているときに、車間制御を無効にしたところCTSは解除されました。
そして、車間制御が無効になっているとCTSボタンを押してもCTSは起動しませんでした。
レーダークルーズのMRCCボタンを押すと速度設定ができますがこれが追従なしのクルーズコントロール動作になりました。
操作確認音
有効/無効の設定があり初期値は☑有効です。
取説にはステアリングスイッチの操作音を有効にしますと書かれていますが、すべてのステアリングスイッチで操作音が鳴るわけではなく、MRCCやCTS作動中にSET+, SET-スイッチを長押し操作(+10km/h, -10km/h)した時だけポロン♪という操作音が鳴りました。
操作確認音を無効に設定するとこの音は鳴らなくなりました。
速度標識警報
「表示のみ」「表示+ブザー」「OFF」の設定があり、初期値は「OFF」となっています。
メーターパネル内とアクティブドライビングディスプレイに表示されている速度標識の速度を超えると
標識表示の周りがオレンジ色に3回点滅し、同時に警報音が3回鳴ります。
そして速度超過の状態が続いていれば点灯に切り替わります。
速度標識閾値
+0km/h: 標識の速度を超えたとき速度超過警報が作動します。
+5km/h: 標識の速度を5km/h超えたとき速度超過警報が作動します。
+10km/h: 標識の速度を10km/h超えたとき速度超過警報が作動します。
例えば、+5km/hに設定した場合、40km/h制限の標識を認識しているときに45km/hを超えると警報・・という感じですね。
ドライバーモニタリング
有効/無効の設定があり初期値は☑有効です。
ドライバー・モニタリングは、運転者の疲労や眠気を検知し、運転者に休憩を促すシステムです。
このドライバーモニタリングカメラで運転者の状態を見ているわけですね。
ドライバー・モニタリングは、約5km/h以上で走行しているときに、ドライバー・モニタリングカメラで顔の各部位の変化を検出し、運転者の疲労や眠気を推定して、マルチインフォメーションディスプレイの表示および警報チャイムにより運転者へ休憩を促します。
お知らせは運転者の状態を推定し、2種類のパターンが設定されています。
疲労や眠気を検出した場合:警報パターン (注意)
より強い疲労や眠気を検出した場合:警報パターン (警告)
ドライバー・モニタリングは、運転開始から20分経過し、車速が約5 km/h以上のときに作動します。
作動に関して以下ような仕様になっています。
ドライバー・モニタリング作動状態から車速が約5 km/h未満になると、車速が約5 km/h以上になっても6分間は作動しません。
ドライバー・モニタリング・カメラが運転者を正しく認識していない場合、ドライバー・モニタリングは、正常に作動しないときがあります。
ドライバー・モニタリングは、一度休憩を促すと、次の間は休憩をお知らせしません。
警報パターン (注意) のお知らせ後、45分間は次回の警報パターン (注意) をお知らせしません。
警報パターン (警告) のお知らせ後、15分間は次回の警報パターン (警告) をお知らせしません。
警報パターン (警告) のお知らせ後、45分間は次回の警報パターン (注意) をお知らせしません。
「リスク警報」は次のページです。
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