CX-5やその他のマツダ車もだいたい同じような感じかと思いますが、今回は2021年モデルのCX-8を使ってランプスイッチ操作について取説を元に実演してみた内容を記事にしてみます。
細かい部分は意外と知らなかったという方もいらっしゃうるのではないかと思いますので是非最後までお読みいただければと思います!
※本記事は3ページ構成になっています。
ランプスイッチの基本
まずランプスイッチの基本的な使い方を見ておきます。
① OFF位置:ランプを消灯(OFF位置に合わせると自動的にAUTOに戻ります)
② AUTO位置:周囲の明るさによって自動的にランプを点灯・消灯
③ 車幅灯位置:車幅灯・尾灯・番号灯を点灯
④ ヘッドランプ位置:基本的にヘッドランプを点灯
⑤ フォグランプOFF位置:フォグランプOFF
⑥ フロントフォグランプ位置:フロントのフォグランプを点灯(フォグランプ搭載車のみ)
⑦ リアフォグランプ位置:リアのフォグランプを点灯(CX-8の場合4WD車にのみ搭載)
⑦の位置に動かすとリアフォグランプが点灯して⑥位置に自動的に戻ります。
リアフォグランプを消灯するときは再び⑦の位置に動かします。
電源ポジションがACCもしくはOFFのとき
CX-8の取説を元に電源ポジションがACCもしくはOFFのときのスイッチ位置とランプの動作を確認してみます。
スイッチ位置「OFF」
電源ポジションがACCもしくはOFF(エンジンがかかっていないとき)でスイッチ位置が「OFF」のときはヘッドランプは消灯、車幅灯なども消灯です。ま、そりゃそうですね。
スイッチ位置「AUTO」
電源ポジションがACCもしくはOFF(エンジンがかかっていないとき)でスイッチ位置が「AUTO」のときはヘッドランプは消灯、車幅灯などは点灯*5 となっています。
ヘッドランプは消灯です。
車幅灯などが点灯*5となっているのは、どういうことかというと、ランプが点灯しているときに、電源ポジションをONからON以外(エンジンを切る)にしても、ランプは点灯し続けて、運転席ドアを開く、または点灯状態が30秒経過すると消灯します。ということです。
運転席ドアを開けると車幅灯などが消灯します。
またはエンジンを切って30秒経過しても消灯します。
スイッチ位置「車幅灯」
電源ポジションがACCもしくはOFF(エンジンがかかっていないとき)でスイッチ位置が「車幅灯」のときはヘッドランプは消灯、車幅灯などは点灯となっています。
エンジンがかかっていなくても車幅灯・尾灯・番号灯は点灯するということですね。
スイッチ位置「ヘッドランプ」
電源ポジションがACCもしくはOFF(エンジンがかかっていないとき)でスイッチ位置が「ヘッドランプ」のときはヘッドランプは消灯、車幅灯などは点灯*5となっています。
車幅灯の点灯*5は先ほどのAUTOの場合と同様でランプが点灯しているときに、電源ポジションをONからON以外(エンジンを切る)にしても、ランプは点灯し続けて、運転席ドアを開く、または点灯状態が30秒経過すると消灯します。ということです。
電源ポジションがONのとき(エンジンがかかっているとき)
CX-8の取説を元に電源ポジションがON(エンジンがかかっている状態)のときのスイッチ位置とランプの動作を確認してみます。
スイッチ位置「OFF」
電源ONのときにスイッチ位置が「OFF」の場合、ヘッドランプは消灯、車幅灯なども消灯です。
※デイライトONの場合、デイライトは点灯します。
ただし、夜間、走行中にスイッチをOFFの位置に動かしてもヘッドランプ等を消灯することはできなくて、スイッチをOFFにすることで夜間に消灯できるのは停車中に限られます。
つまり夜間走行中にライトを消すことはできないということですね。
スイッチ位置「AUTO」
電源ONのときにスイッチ位置が「AUTO」のときはヘッドランプは昼間は自動で消灯し夜間は自動で点灯します。
車幅灯、尾灯、番号灯は夜間に自動で点灯します。
スイッチ位置「車幅灯」
ここ、ちょっと分かりにくいかと思いますが、、
電源ONのときにスイッチ位置が「車幅灯」のとき
停車中にスイッチ位置を車幅灯以外の位置から車幅灯の位置に切り替えると・・
ヘッドランプは消灯します↓(車幅灯などは点灯)
車両を発進させると再びヘッドランプが点灯します。
車幅灯、尾灯、番号灯は点灯です。
スイッチ位置「ヘッドランプ」
電源ONのときにスイッチ位置がヘッドランプのときはヘッドランプは点灯、車幅灯も点灯です。
「AUTO時の点灯タイミング設定」「ハイビーム/ロービーム/パッシング」「アダプティブLEDヘッドライト(ALH)設定」は次のページです。
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