みなさま こんにちは!
マツダの多くの車種に装備されているLAS(レーンキープ・アシスト・システム)。
車線を逸脱しそうになった時にハンドルを自動的に戻してくれるシステムですが、そのアシストタイミングの設定があることをご存じですか?
逸脱しそうになった時にハンドルを戻してくれるのは知っていましたが、アシストタイミングの設定によってそんな動作をしてくれるんだ!と、CX-5から今のCX-8と何年も乗っているのに私は今回初めてソレを知りました^^;;
ということで、今回はLASのアシストタイミング(早い/遅い)の設定で動作がどう違うかについてお話したいと思います。
マツダ車のLAS(レーンキープ・アシスト・システム)
LAS搭載車種
まず、LAS(レーンキープ・アシスト・システム)搭載車は以下の通りとなっています。
以降LASと表記します。
◎:この中でアシストタイミングの設定がある車種
- CX-60:CTS搭載
- CX-3 ◎(年式による違いは未確認)
- CX-5 ◎(2021年モデル以前)/ 2022年モデル以降 CTS搭載
- CX-8 ◎(2022年モデル以前)/ 2023年モデル以降 CTS搭載
- CX-30:CTS搭載
- MX-30:CTS搭載
- MAZDA3:CTS搭載
- MAZDA6 ◎
- MAZDA2 ◎
- アクセラ ◎
- アテンザ ◎
LAS搭載車で且つCTS(クルージング&トラフィック・サポート)非搭載の車種にLASのアシストタイミング設定がありという感じですね。
※今回の記事は2021年モデルのCX-8をベースにしています。
LASの設定メニュー
マツコネのホームから→「設定」→「安全装備」→「リスク回避支援」というように進むとLASの設定画面になります。
ここに、上記LAS搭載車種で◎となっている車種のみの設定にはなりますが、「アシストタイミング」の設定があります。
アシストタイミング<遅い>
まず、アシストタイミングを「遅い」に設定します。(これが初期設定値です)
アシストタイミング:遅い に設定していて車両が車線を認識している時、車線を逸脱しそうになるとハンドルを自動で戻してくれるという動作になります。
ちなみに何秒か手を離してハンドル操作に人の介入がないと判断されると「ハンドルを持ってください」というような警告音と下の画像のような表示が出ます。
アシストタイミング<早い>
次に、アシストタイミングを「早い」に設定してみます。
今までよく見ていなかった設定です・・もっと早く知っていればよかったです^^;
アシストタイミング:早い に設定していて車両が車線を認識している時、「遅い」の時のように車線を逸脱しそうになった時ではなく、常に車線の中央付近をキープして走行するようにハンドルが自動で動いてくれます。
これは、第七世代マツダ車、また2022年モデルCX-5に搭載されているCTS(クルージング&トラフィック・サポート)に近い動きをしてくれると感じました。アシストタイミング「遅い」の設定でしか走行していなかったのでちょっと感動でした^^
もちろん、CTSはそれ以外に車線が認識できない場合は前方車に追従して曲がってくれるという機能がありますのでCTSと同じ動作ではないんですけどね。
アシストタイミング:早い に設定すると上の画像のように常にステアリングアイコンが表示されるようになります。(他のメーター表示モードでもステアリングアイコンがあります)
また、アシストタイミング:遅い と同様、何秒か手を離してハンドル操作に人の介入がないと判断されると「ハンドルを持ってください」というような警告音と下の画像のような表示が出ます。
まとめ
ちょっと簡単な説明でしたが、、いかがでしたでしょうか。
いままで、LASは車線を逸脱しそうになった時に戻してくれる機能だけだと思っていましたが、LASのアシストタイミング設定で”早い”に設定すると車線の中央付近をキープするようハンドルを自動で動かしてくれるというのは何年もLAS付き車に乗っていたのに今回初めて知りました、、
これからはアシストタイミング”早い”の設定を基本にしたいと思います。
それではこのへんで終わります。
最後までお読みいただきどうもありがとうございました!
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