フロントタイヤのタイヤ交換
予めパーキングブレーキはかけておきます。
フロントのジャッキアップポイント
CX-60のフロントのジャッキアップポイントは赤丸(下の画像)の場所です。
下回りの大部分がカバーされているCX-60ですので、カバーの無いジャッキアップポイントはわりと分かりやすいと思います。
フロントのジャッキアップ
フロントを上げる場合は、まず左右のリアタイヤの後ろ側に輪止めをします。
もしローダウンしている場合は、カースロープを使用するといいですね。
カースロープに車輪を乗せてフロアジャッキが車の下に入るようにします。
フロアジャッキのハンドルを時計回しに回して油圧のバルブを閉めます。
そしてハンドルを上下に動かしてジャッキアップします。
フロント側はエンジンがあるのでリアより重く、ジャッキアップも上げるにつれて徐々に重くなっていきます。が、このフロアジャッキではそんなに苦労せずジャッキアップできると思います。
ジャッキスタンド
フロント側サイドの通常のジャッキポイントにジャッキスタンドをかけます。
フロアジャッキで一旦高めに上げてからジャッキスタンドをセットし、フロアジャッキを下してスタンドに載せる感じです。
フロアジャッキはこのまま軽くセットしておいても大丈夫です。
フロントのタイヤ外し
ジャッキアップできましたのでタイヤを外していきます。
ちなみに純正の20インチホイール(7.5Jインセット+45mm)にはブリジストンのスタッドレス
(DM-V3:235/50R20)を装着していました。
電動インパクトレンチで外す
電動インパクトレンチを使用するとほんとに簡単に、そしてスピーディーに作業が完了します。
ちなみにCX-60純正ホイールのナットは21mmなので21mmのソケットを使います。
ナットを外す時は、インパクトレンチの打撃レベルを”強側”に設定して外します。
(makitaのTW285DZの場合)
ダダダダッ!と、、大きな音がしますので近所迷惑にならないように気を付けましょう。
外すのはほんとにあっという間ですよ!
フロントのタイヤ装着
交換前のタイヤをハブボルトから外したら、装着するタイヤをハブボルトにはめ込みます。
ちなみに夏タイヤはRays HOMURAの20インチホイール(8.5J インセット +45mm)にCX-60の純正タイヤ
(ブリジストンのALENZA 001:235/50R20)を装着しています。
ナットの装着
インパクトレンチで締める前にまずナットを手で軽く留めておきます。
下側のナットから最初に留めると作業がラクかと思います。
電動インパクトレンチで締める
インパクトレンチの打撃設定を強くしていると、規定の締め付けトルクを超えてしまう恐れがあるため、締めるときは打撃設定を弱くして締め、トルクレンチで規定のトルクになるように締めます。
ジャッキスタンドを外す
フロント側の両タイヤを電動インパクトレンチで弱のトルクで仮締めしたらまずジャッキスタンドを外します。
フロアジャッキを少しジャッキアップしてジャッキスタンドを取り外します。
フロアジャッキを下す
フロアジャッキのハンドルをゆ~っくり反時計回しに回して油圧のバルブを緩めてジャッキを下します。
トルクレンチで締める
インパクトレンチで仮締めしたら、次はトルクレンチで規定のトルクになるようにナットを締めつけます。
CX-60の場合は以下の取扱説明書にある通り、108 N・m ~ 147 N・m の間の締め付けトルクとなっていますので、トルクレンチのトルク設定値を規定値内に設定します。
ちなみに私は間をとって120 N・m の締め付けトルクにしています。
一般的なトルクレンチは、ナット締め付け中にカチッ!っという音がします。
その音がした時点が設定したトルク値で締まっているということになりますので、カチッ音がしたらそれ以上締めないようにして終了です。
「リアタイヤのタイヤ交換」は次のページです。ジャッキアップポイントも紹介してます。
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