今回はマツダ車のエアコン操作パネルの操作についてお話ししてみたいと思います。
意外とそうだったのね、という使い方やそのスイッチを押す意味などもしかすると知らない方も多いかもしれませんので取説に従って詳しくお話ししてみたいと思います。
車両は基本的にCX-60を使用してお話しします。
※本記事は2ページ構成です。
フルオートエアコンの使いかた
まずはフルオートエアコンの使い方ですね。
これはなにも考えずにAUTOで作動させる場合ですが操作はとても簡単です。
AUTOスイッチ(赤丸)を押します。
そして温度設定ダイヤルまたはスイッチ(黄丸)で希望温度にあわせるだけですね。
すると設定温度にあわせて、風量や吹き出し口の選択、内外気選択などの各機能が自動制御されます。
作動を停止したいときは、エアコン電源スイッチ(緑丸)を押します。
ちなみに取説に推奨設定温度は25.0℃と書かれています。
オート作動中に吹き出し口切り替えスイッチ、ファンスイッチ、曇り取りスイッチのいずれかのスイッチを操作すると、AUTOスイッチの表示灯は消灯します。
ただし、操作した箇所以外は自動で作動しています。
各スイッチの使い方
AUTOスイッチ
上記フルオートエアコンでお話ししたAUTOスイッチですね。
設定温度にあわせて自動制御されます。
機能作動中は表示灯が点灯します。
温度設定スイッチ(またはダイヤル)
上記フルオートエアコンでお話しした温度設定スイッチです。
ちなみにこちらはCX-30の温度設定ダイヤルです。
2024年1月現在ほとんどのマツダ車はダイヤルの温度設定になっています。
個人的にはCX-60のスイッチ式より温度設定ダイヤル式のほうが使いやすいと思います。
温度設定ダイヤルで右に回すと温度が上がり左に回すと温度が下がります。
CX-60の場合は
設定温度を上げるときは右の赤いマークのほうを押し下げます。
設定温度を下げるときは左の青いマークのほうを押し下げます。
スイッチを押すごとに(またはダイヤルを回すごとに)0.5℃ずつ設定温度が変化します。
設定温度がディスプレイに表示されます。
設定温度の範囲は18℃(Lo)から32℃(Hi)です。
SYNC (連動作動) スイッチ
スイッチを押すごとに独立モードと連動モードが切り替わります。
独立モード (表示灯消灯)
運転席側と助手席側の設定温度を独立して調節することができます。
運転席側温度設定スイッチまたは助手席側温度設定スイッチを押して調節します。
連動モード (表示灯点灯)
運転席側と助手席側の設定温度が連動した設定になります。
運転席側温度設定スイッチを押して調節します。
独立モードから連動モードに切り替えると、助手席側の設定温度は運転席側の設定温度に切り替わります。
連動モード (SYNCスイッチ表示灯点灯) のとき、助手席側温度設定スイッチを押すと独立モード (SYNCスイッチ表示灯消灯) になります。
エアコン(A/C)スイッチ
スイッチを押すごとに冷房·除湿機能 の作動と停止が切り替わります。機能が作動中は表示灯が点灯します。
冷房なら夏の暑いときだけ使えば良さそうですが、冬で窓が曇ったりするときもA/Cを作動させたほうが良いので私は基本的に常にA/CをONの状態にしています。
リアウインドーデフォッガー (曇り取り) スイッチ
基本的にはリアウインドーの曇りを取りたいときに使用します。
リアウインドーデフォッガー (曇り取り) が作動し、スイッチの表示灯が点灯します。
リアウインドーデフォッガー (曇り取り) は約15分間作動すると自動で停止します。
このスイッチでドアミラーヒーターも作動します(ドアミラーヒーター機能付き車両の場合)
4WD車の場合はフロントガラスのワイパー部分の氷や雪を融かすワイパーデアイサーも作動します。
その他のスイッチは次のページです。
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