MX-30 ロータリーEV 試乗
ディーラーの担当さんに撮影を協力していただいて試乗させていただきました。
まずSTARTボタンでエンジンをかけ・・いや、電源を入れます!
EV車はまだまだこの操作に違和感を感じますね^^ これで走り出せるの?という感じです。
MX-30ロータリーEV(e-SKYACTIV R-EV)には、次の走行モードがあります。
CHARGEモード
発電システムを始動し、あらかじめ設定した目標充電量になるように駆動用バッテリーを充電しながら走行します。目標充電量になると目標充電量を維持するように発電します。
NORMALモード
駆動用バッテリーの状態や車両の走行状態に応じてモーターと発電システムを最適に制御し、十分な駆動力を確保して走行します。
EVモード
駆動用バッテリーに蓄えた電力を使用して走行します。駆動用バッテリーの残量が少なくなると発電システムを始動して走行します。
EVモード
十分充電されていましたので、まずEVモードで走り出しました。
いや、ほんとに静かにというか音もなく発進します。
上り坂でアクセルを踏み込んでみると当たり前ですがエンジン音もなくグイグイ加速しました!
結構な加速力です。
以前、CX-60 PHEVのEVモードで走行したときと比較すると、こちらのMX-30 ROTARY-EVのほうが加速感ありました。(あくまでCX-60 PHEVのモーターのみでの走行時です)
モーターのトルクなどは少しだけCX-60 PHEVのほうがありますが、車両重量が310kgも違うのでそのへんの違いかもしれません。
MX-30 モータースペック 車両重量 1,780kg
最高出力 :125kW<170PS>/9,000rpm
最大トルク:260N・m<26.5kgf・m>/0-4,481rpm
CX-60 PHEV モータースペック 車両重量 2,090kg
最高出力 :129kW<175PS>/5,500rpm
最大トルク:270N・m<27.5kgf・m>/400rpm
このEVモードでの航続可能距離は 107kmとなっていますのでモーターだけでもそこそこの距離を走ることができますね。
CHARGEモード
CHARGEモードはあらかじめ設定した目標充電量になるように駆動用バッテリーを充電しながら走行します。
目標充電量になるとその充電量を維持するように発電するという感じです。
CHARGEモードにすると、少しだけロータリーエンジンがかかってエンジン音が少し大きめに聞えましたがすぐに静かになった印象で巡航時にはエンジン音はほとんど聞こえないレベルでした。
NORMALモード
駆動用バッテリーの状態や車両の走行状態に応じてモーターと発電システムを最適に制御し、十分な駆動力を確保して走行するのがこのNORMALモードです。
あくまで試乗での話ですが、十分にバッテリー残量があったためか、EVモードとNORMALモードの両モードで発電用のロータリーエンジンがかかることはありませんでした。
ですので、EVモードとNORMALモードの違いは全く無しでした。
長距離を走ると動作の違いを感じられるのではないかと思います。
燃費
カタログ上の燃費表記はこのようになっています。
ハイブリッド燃費:15.4km/L
市街地モード :11.1km/L
郊外モード :18.5km/L
高速道路モード :16.4km/L
EV走行換算距離 :107km
フル充電で107km走行という使い方をしていればガソリン代は基本的にかからないですね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
私が試乗したファーストインプレッションですが、とにかくスムーズ、滑らか、そして静かという感じです。
そして意外とパワフルな印象がありました。
これからの時代、やはりEV走行できる車が主流になるんでしょうかね。
価格と納期目安の情報を書いておきますね。
価格
Rotary-EV(ベースグレード) | ¥4,235,000 |
Industrial Classic | ¥4,785,000 |
Modern Confidence | ¥4,785,000 |
Natural Monotone | ¥4,785,000 |
Edition R(特別仕様車) | ¥4,917,000 |
納期(工場出荷時期目安:2023年12月1日現在)
MX-30 ロータリーEV : 1~1.5ヶ月(マツダ公式サイトより)
それでは今回はこのへんで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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