CX-5の全グレードに標準装備されている自動防眩ルームミラー、その効果はどれくらいのものか検証してみました。
自動防眩ONでもバックギアに入れた時は一時的に防眩解除となるなど私自身知らなかった機能もありましたので紹介したいと思います。
CX-5の自動防眩ルームミラー
スイッチとセンサーの場所
自動防眩機能のON/OFFスイッチ
ルームミラーの下の部分にスイッチがあります。
緑ランプ点灯時がON、消灯時がOFFです。
特に問題がなければ通常はONの状態でOKかと思います。
下の画像はCX-5の電子取扱説明書の自動防眩機能頁です。
ミラー裏側に周囲の明るさを感知するセンサーがあり、ミラー上部に後続車ヘッドライト等の光を感知するセンサーがあります。
セレクトレバーをR(バック)に入れると防眩機能は一時停止するようです。
バックする時はルームミラーが暗くなると支障ありということですね。
周囲の明るさを感知するセンサー
この指で指しているミラー裏の部分にあるのが周囲の明るさを感知するセンサーです。
ミラーに当たる後続車ヘッドライトなどの光を感知するセンサー
後続車のヘッドライトの光などを感知するセンサーは普通にはよく見えませんが、ライトの光をあてるとセンサーがどこにあるのか確認しやすいです。
自動防眩ミラーの仕組み
簡単に説明すると、電流が流れることで色が変化する特殊な素材がミラー内部に入っていて、感知した光に応じて無段階に反射率を変化させることで眩しさを軽減するというものです。
もう少し詳しくは自動防眩ミラー情報サイトに記載されています。
一部引用させていただきます。
現在の自動防眩ルームミラーでは、鏡のガラス面と反射面の間に『EC(エレクトロ・クロミック)材料』と言う、電圧が印加されると電気化学的な酸化還元反応により着色する物質が挟まれており、周囲光と後方光センサーからの信号を元に、鏡面の反射率を自動制御し防眩効果を得ています。
自動防眩ミラー情報サイトより引用
自動防眩の動作確認
昼に事前確認
周囲が暗くないと自動防眩機能が動作しませんので、ミラー裏のセンサーへの光を一時的に遮断して確認します。
ライトの光をミラー側のセンサーにあてると、ミラーが暗くなるのが確認できます。
ちなみにミラーの外周(フチの部分)は色が変わりません。
夜の後続車ヘッドライトで確認
家族の車(CX-3)に後ろからヘッドライトを照らしてもらって確認しました。
ロービームだと違いが分かりにくかったのでハイビームでの自動防眩動作の確認結果の画像になっています。
まず自動防眩スイッチをOFFの時。
当然ですがかなり眩しいです!
自動防眩のスイッチをONにすると・・
割と瞬間的に防眩機能が働きミラーが暗くなります。
この画像でもはっきり分かると思いますがかなり眩しさが軽減されています。
この自動防眩スイッチがONの時に、セレクトレバーをR(バック)に入れてみると上の自動防眩OFFの画像のように眩しくなり、セレクトレバーをR以外の位置に戻すとまた通常の自動防眩ONの状態となり眩しさが軽減されることを確認しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
何気なくいつも動作している自動防眩ルームミラーの機能ですが、その効果は絶大ですね!
今回動作確認をしてみて改めてそう感じることができました。
それでは今回はこのへんで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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